2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

四つ葉のクローバー

■四つ葉のクローバー 春の訪れとともに、細君と相棒のダックスフンドとの2人と一匹の散歩の途中で、様々な花が目につくようになってきました。 お隣のマンションの緑地帯には、ツルニチソウが小さな薄青い花を一面に咲かせています。また、近くのグリーンベ…

檸檬

■檸檬 今週の水曜日の朝刊の一面に面白い囲み記事がありました。梶井基次郎の小説「檸檬」が高校の国語の教科書に教材として載っているのですが、資料として、大正時代の「丸善京都支店」の写真が掲載されており、そのことが、民間会社の広告に該当するとい…

■「坂の上の雲」の番組宣伝

■「坂の上の雲」の番組宣伝 昨日、夜10時に来年から放映予定のNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の番組宣伝が45分間ありました。進行司会役は、竹下景子さん(私と同年生まれ)で、ドラマでは、秋山兄弟の母親役とのことです。 「坂の上の雲」は、…

無銭優雅

■無銭優雅 「無銭優雅」2007年の山田詠美(ヤマダアミ)さんの大人の恋愛小説です。エイミさんとお読みするのかと思っていましたが、正しくはアミさんとお読みするようです。山田さんは、今や、女流作家の旗手ともいえる人です。2007年に三島由紀夫…

春分の日、雨で鼻の具合もよろしけれ

■春分の日、雨で鼻の具合もよろしけれ 昨日から、神戸は、まるで梅雨入りを思わせるような大雨のうえに風も強く、傘が吹き飛ばされそうな勢いでした。深夜に帰宅しましたが、その時も、雨と風の勢いは弱まらず、スーツの上着の肩から背中にかけて、そして、…

水上のパッサカリア

■水上のパッサカリア この小説では、パッサカリアは、ヘンデルのチェンバロ組曲第7番ト短調のパッサカリアを指しています。パッサカリアとは、西洋音楽の音楽形式といっても、私は門外漢なので、よくわかりませんが、そういった形式の一つだそうです。ヘン…

やれ、やれ、の連続だよ

■やれ、やれ、の連続だよ 昨日の夕方、兵庫県立がんセンターに友人の入院のお見舞いに明石まで出かけました。病院に着いて、ナースセンターでお見舞いの取り次ぎをお願いしたところ、看護師さんから「Wさんは、外出で18時に戻る予定です。」と言われ、時計…

陽光うららかなる日の野球応援

■陽光うららかなる日の野球応援 野球の応援といっても、プロ野球でも、高校野球でもありません。私の会社とグループ会社の社員の同好会チームの草野球の応援です。先週、社内メールにジェイブルー(野球チーム名)が、西日本大会の決勝戦に進出という着信が…

風立ちぬ

■風立ちぬ 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 松田聖子のヒット曲です。しかし、私が、これから紹介するのは、タイトルは同じですが、堀辰雄の1938年(昭和13年)に単行本として発行された「風立ちぬ」です。おそらく、松田聖子のヒット曲の作詞…

冬の連ドラ

■冬の連ドラ 恒例のテレビの連ドラの短評です。冬の連ドラも、いよいよクライマックスを迎えようとしています。すでに、最終回を終了した番組もありますが、毎日、それぞれの番組に特徴があり、楽しませてもらいました。それでは、月曜日から順番に短評に入…

沖で待つ

■沖で待つ 「俺は沖で待つ 小さな船でおまえがやって来るのを 俺は大船だ なにも怖くないぞ」 大船かよ。 しかし、「沖で待つ」という言葉が妙に心に残りました。もちろんこれを書いた頃、太っちゃんに死の予感があったなんてこれっぽっちも思えないのですが…