2017-01-01から1年間の記事一覧

「スターダストパレード」

「スターダストパレード」 小路幸也 2017年7月14日第1刷 講談社文庫 もうすぐ、クリスマス、そして、年末年始です。ぼくは、この季節が嫌いです。まえにも書いたかもしれません。この季節は、ご老体が健康を害して、天に召される頃合なのです。ぼく…

座禅&ヨガ

太山寺付近を散策しているときに、偶然に、見つけました。以前から、近くに座禅体験ができるお寺さんがないか調べていました。それが、車で15分の場所にあったのです。そこで、早速、申し込みました。場所は、「龍象院さん」です。 ときは、17日(日) …

ぶらり、メリケンパーク

今週は、綺麗な写真を紹介します。先週の日曜日のことです。午前中、テニスに興じて帰宅後、お風呂に入って、昼食を摂って、いつもなら、お昼寝のタイムです。でも、この日は、天気晴朗で温かいお日和でした。ついつい、細君に、「どこか、散歩に行こうか?…

「小袖日記」

「小袖日記」 柴田よしき 2011年3月1日第5刷 文春文庫 2017年(平成29年)も、早くも、師走を迎えました。みなさま、この1年間を健やかに過ごされましたか?まだ、1年を振り返るには早いかもしれませんが、昔と比べると、世の中の動きが、早…

「浮世の画家」

「浮世の画家」 カズオ・イシグロ 2017年10月16日八刷 ハヤカワ文庫 11月にしては、寒いですね。もう、コートを着ています。昨年は、12月から着たと思うのですが、そんなことに囚われていたら、風邪をひいてしまいます。今年は、夏も冬も、どう…

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 東野 圭吾 平成29年9月5日第34版 角川文庫 今年も、新潟の友人から新米が送られてきた。毎年の恒例です。彼と会ったのは、もう、7〜8年前ごろになると思う。彼が、大阪に出張で来たときに梅田で飲んだ記憶がある。彼とは、大…

「日の名残り」

「日の名残り」 カズオ・イシグロ 土屋政雄 訳 2017年10月18日第30刷 ハヤカワ文庫 あなたは、「日の出」が好きですか?「日の入り」が好きですか?あなたは、「朝日」が好きですか?「夕日」が好きですか?ぼくは、いまは、「日の入り」「夕日」…

ぶらり、非常参集訓練

「津波防災の日」を前にして、弊社では、非常参集訓練を実施しました。ぼくも、積極的に???参加を表明して、登録しました。 『津波防災の日とは、津波防災の意識を高めるために創設された新しい記念日。2011年3月の東日本大震災で甚大な津波被害が発…

「花のさくら通り」

「花のさくら通り」 荻原 浩 2015年9月25日第1刷 集英社文庫 一人も、一匹も、元の日常が戻ってきて、「ほっこり」としています。って、先週、書きました。事実は間違いありません。ところが、一匹は、絶好調ですが、一人の方が、ややメンタル不調の…

「60歳からの楽々男メシ」

「60歳からの楽々男メシ」 弘兼 憲史 2017年7月20日第1刷 マガジンハウス 細君が、5月から約五ヶ月間の長期出張のため、一人と一匹の生活をしていたことは何度か書きました。一人と一匹の生活の間、常に考えていたのが、朝、昼、晩の食事のことで…

ぶらり、丹波篠山

何年ぶりでしょう。久しぶりに、丹波篠山の、ちょっと気の効いた「ドッグカフェ」に行ってきました。この日は、ちょうど、「篠山まつり」。高速道路のICは、ちょっと渋滞でした。我が家の目指す「ドッグカフェ」は、「篠山まつり」のメイン会場である篠山…

「ノルウェイの森 上・下」

「ノルウェイの森 上・下」 村上 春樹 2017年2月1日第63刷 講談社文庫 細君が長期出張から帰ってきました。5月から約五ヶ月間の一人と一匹の生活に終止符を打ちました。とりあえず・・・・。一人も、一匹も、自分のリズムができて、なんとなく、生…

「アキラとあきら」

「アキラとあきら」 池井戸 潤 2017年5月31日初版発行 徳間文庫 今週は、民進党の「下品な行い」を書こうと思いましたが、あまりにも下品すぎるので止めました。それより、今、ぼくが嵌っているスマホのアプリを紹介します。それは、「詰将棋」のアプ…

「八月の六日間」

「八月の六日間」 北村 薫 平成28年8月25日3刷発行 角川文庫ハイキング程度の山の散策であれば経験はありますが、本格的な山登りは、まったく、経験がありません。自分の足で登ったという意味での山は、数えるほど。関東なら高尾山。関西なら六甲山。…

(お知らせ)

(お知らせ)今週は、台風18号が近畿地方に接近し、直撃するということで、ブログはお休みいたします。 なんでですか? うむ、何となく。 朝から、緊張感をもって台風を待っていたのですが、期待に反して穏やかな天気だったので、腰痛のため行けなかったテ…

「腰痛」の続報

皆様にご心配をおかけしました「腰痛」ですが、お陰さまで、随分と良くなってきました。苦節10日間でしたが、スタスタとまではいけませんが、途中休憩なしで、歩けるようになりました。この間、お世話になった先生方には、厚く御礼申し上げます。整形外科…

「影裏(えいり)」

「影裏(えいり)」 沼田 真佑 文藝春秋9月号 事件です。朝夕と涼しくなり、エアコンを入れなくても寝られるようになったのに・・・・なんで!火曜日の朝のことです。いつものように6時に起床。ベッドから起き上がりトイレに行くときに、右の腰に違和感が…

「政(まさ)と源(げん)」 

「政(まさ)と源(げん)」 三浦 しをん 2017年6月27日第1刷発行 集英社オレンジ文庫 先週、暑い、暑い、と書いたが、もっと、暑くなってしまった。残暑なんて、生易しい暑さではない。今、まさに盛夏か?と、思い間違うほどの暑さです。暑い暑いと…

「君の膵臓を食べたい」

「君の膵臓を食べたい」 住野 よる 2017年4月30日第1刷発行 双葉文庫 関東と関西で、随分と天候が違うようです。8月に入ってから、関東は、毎日、雨が降っているらしいです。そのため、気温が低く農作物にも影響が出ているようです。夏なのに暑くな…

お盆

細君が、1週間ほど、一時帰宅。そこで、お墓参りに帰省しました。道中、新幹線の中、広島駅のホームの外国人の多さには驚きました。ぼくの隣の席は、外国のお客様でした。しかも、入れ替わりを含めて・・・。しかも、アジアの方ではなく、たぶん、アメリカ?…

「動的平衡」

「動的平衡」 福岡 伸一 2011年12月55日第11刷発行 木楽舎 動的平衡―生命はなぜそこに宿るのかー12年前に体調を崩してから懇意にしている先生から薦められた本です。先生とは、ときどき、本の貸し借りをしていますが、ぼくが薦める本は小説がほ…

土曜日の習慣

金曜日の夜、寿退社の送別会に誘われましたが、残念ながら家事都合につき欠席しました。一人寂しく帰宅。いつものように、相棒を散歩させ、ぼくと相棒の夕食を用意して、食事を済ませて、お茶を飲んでいた、その時。スマホにLINEの着信がありました。送…

「ミッション建国」

「ミッション建国」 楡 周平 平成29年4月25日第1刷発行 角川文庫 暑い!暑い!暑い!の3連発。会社に居れば、クーラーが効いていて、ぼくのオフイスで「26度設定」・・・・うむ、快適です。政府の呼びかけでは、「28度設定」ですが、ダメダメ・・…

「若冲」

「若冲」 澤田 瞳子 2017年4月10日第1刷発行 文春文庫 「若冲」とは、伊藤若冲。最近、大人気の江戸中期の日本画の巨匠。あちらこちらで、展覧会が催されている広告を見ます。鮮やかな色使いと繊細な筆致で鑑賞する者をうならせる。といっても、ぼく…

「なかよし小鳩組」

「なかよし小鳩組」 荻原 浩 2015年11月16日第14刷発行 集英社文庫 台風3号がやってくる前には、梅雨前線が北に上がって、北陸・東北地方が大雨でした。そのとき、天気予報では、西日本は梅雨明けのような状況とのことでした。ところが、台風3号…

つぶやき・・・選挙

まずは、お詫びです。先週は、記事の投稿がダブってしまい、お見苦しい状態だったことをお詫び申し上げます。原因究明と再発防止に努め、二度とこのような事態を招かないよう注意いたします。って、会社の不祥事が発覚したときの常套句みたいで、ごめんね!…

「わしの眼は十年先が見える」

「わしの眼は十年先が見える」 (大原孫三郎の生涯) 城山三郎 平成20年11月15日第14刷発行 新潮文庫 『或る晴れた日の夕刻 ぼくは、スターバックスのベンチでコーヒーを飲みながら、何も考えることもなく、ただ所在なく茜色に燃える空を眺めていた…

「少女キネマ」

「少女キネマ」 (或は暴想王と屋根裏姫の物語) 一(にのまえ) 肇(はじめ) 平成29年2月25日第1刷発行 角川文庫 入梅してから、ちっとも雨が降りません。それどころか、乾燥注意報が発令されています。天気予報でも、雨の降りそうな気配がありませ…

相棒との生活

と、或る事情で、一人と一匹の生活がスタートしました。独身生活を謳歌できると思ったら大間違い。平日のタイムスケジュールは、自由時間は、夜の2時間のみ。こりゃ、大変です。 朝は、分刻みのハードスケジュールですね。 6:00・・・起床・・・ベッド…

「桜ハウス」 

「桜ハウス」 藤堂 志津子 2009年3月25日第1刷発行 集英社文庫 木曜日の夜のこと。ちょうど、お風呂から上がって、錦織の試合を見ていると、突然、外が騒がしくなりました。大風と大雨。すると、ベランダで大きな音がしました。「やや、植木鉢が花台…