2018-01-01から1年間の記事一覧
「四人組がいた。」 高村 薫 2018年11月10日第1刷 文春文庫 12月23日、早いものです。もう、今年も余すところ、あと1週間となりました。年賀状の宛名書きも書き終わり、すでに、投函しました。いよいよ、カウントダウンですね。DO you have an…
「手のひらの音符」 藤岡 陽子 平成30年8月10日第8刷 新潮文庫 12月15日、早いものです。もう、今年も余すところ、あと半月となりました。年末は、寂しい。クリスマスは、もっと寂しい。年寄りにとっては、年が明けて、また、ひとつ年をとるのが嫌…
「日日是好日(にちにちこれこうじつ」 森下 典子 平成30年10月30日第31刷 新潮文庫 インフルエンザの予防接種。昨年は、ワクチンが品薄とかいう話で、何箇所かの病院に問いかけて、結局は、家の近くの上田内科で接種することができました。でも、3…
「暗幕のゲルニカ」 原田 マハ 平成30年7月1日第1刷 新潮文庫 『芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。 パブロ・ピカソ』 ピカソの「ゲルニカ」といえば、美術に疎いぼくでも知っています。何が書いてあるのかサッパリわからない抽象…
いつものとおり。23日(勤労感謝の日)に年賀状の作成。いつもの「橋」のポストカードスタイルです。ぼくが、会社でお客様サービス部門を担当したときから、拙い「橋の水彩画」でポストカードのような年賀状を制作しています。すこしでも、本州四国連絡橋…
「ユートピア」 湊 かなえ 2018年6月20日第1刷 集英社文庫 今年のテニス界は、「錦織 圭」「大坂なおみ」の二人の日本人選手の活躍で盛り上がりました。ファイナルに日本人男女が出場したということは歴史的快挙ですよね。残念ながら、二人とも準決…
「ビブリア古書堂の事件手帖〜扉子と不思議な客人たち〜」 三上 延 2018年9月22日初版 メディアワークス文庫 紀伊国屋をブラブラしていて、偶然、平積みしている「この本」を見つけました。シリーズ7で終わったかと思っていたのに、番外編なのかな?…
今年も、朋有・・・遠方から「新米」・・・来る。毎年、学生時代の友人から「新米」が送られてくる。最後に会ったのは、10年前ぐらいになるかな。毎日が日曜日になったら、逢いたいものであると、常々、思ってはいるが、1年に一回の交友である。さて、も…
毎日、地下鉄で眺めている「コスモスの丘」。 日曜日の午後、いつもは、午前中のテニスで疲れ、ソファーに寝転んで、「何でもいって委員会 SP」を見ているのですが・・・・。あまりの天気のよさに、ちょいと早めの散歩に出かけることとしました。もちろん…
「カラット探偵事務所の事件簿 1 」 乾 くるみ 2011年7月4日第4刷 PHP文芸文庫 すっかりと涼しくなって、1年で最もすごし易い「いい季節」になりました。いまから、一雨ごとに気温が下がり、冬に近づいていくのでしょう。気象の慣用語で「一雨一…
「検察側の罪人 上・下」 雫井 脩介 2018年8月10日第10刷 文春文庫 先週、投資のことを書いたら、今週、アメリカ発の世界同時株安。日経平均も1,000円下げ。10月2日(火)24,270円とリーマンショック以来の高値をつけたと思ったら、…
「なんとなく、クリスタル」 田中 康夫 1983年4月4日初版 2015年1月20日新装版3刷 河出文庫 ひょんなことから、「なんとなく、クリスタル」を読みました。「ひょんなこと」が何かは、話が長くなるのでカットします。1980年代、バブルの全…
「ツバキ文具店」 小川 糸 平成30年8月5日初版 幻冬舎文庫 すっかり秋らしくなりました。窓を開け放しで寝ていると夜風が冷たくて、目が覚めて窓を閉める。ちょっと前には、暑くてクーラーなしでは寝むれなかったのが嘘のようです。「暑さ寒さも彼岸まで…
介護保険証が届きました。ひと月ほどお姉さんの細君には、先月、届きました。これで、夫婦揃って、めでたく「老人」というジャンルに仕分けされたらしいです。なんとなく、ショックですが・・・。いや、「老人」ではなく、正確には、「高齢者」ということで…
「こころの処方箋」 河合隼雄 平成28年5月25日第45刷 新潮文庫 朝の通勤電車で、Hくんに遭遇。「年金受給を70歳まで引き下げるらしいですね」「えっ何で知ってるの?」「ブログ読みました。」これは、大きな誤解であるので、この場で訂正します。…
人生100年時代なんて、政府は、やたらと「高齢者の働き方改革」に躍起になっている。安倍総理の自民党総裁の再選公約にも、このことは課題として挙げている。一つは、日本の生産人口の減少。二つは、年金財政の逼迫。が、大きな要因らしいです。現在、日…
「キネマの神様」 原田マハ 2013年4月15日第5刷 文春文庫 今年の夏の猛暑・酷暑が、日の暮れの早まりとともに、やや落ち着き始めました。秋雨前線なるものが日本列島に居座り、これからは、一雨ごとに秋の気配が訪れるのでしょう。ただ、台風21号…
「武道館」 朝井リョウ 2018年3月10日第1刷 文春文庫 木曜日の夜、台風20号が直撃。夕方までは、蒸し暑い天気で、雨・風も大した様子ではなかったのですが。台風は、19時ごろ徳島南部に上陸。その頃から、雨・風が勢いを増してきて、22時頃に…
「送り火」(第159回芥川賞) 高橋弘希 文藝春秋9月号 お盆休み。下関に墓参りに帰省。親父が亡くなって13年、お袋が亡くなって5年、早いものです。お袋の亡くなる前後は、まだ、記憶が鮮明ですが、親父については、もう、あまり覚えていないのは、な…
「「老いる」とはどういうことか」 河合隼雄 2018年1月9日第29刷 講談社α文庫 つい、この間、「還暦」を迎えたと思ったら、もう、今年は、65歳になります。さてさて、もうりっぱな「老人」である。この現実から、目をそらせることなく、「老人」と…
「三四郎」 夏目漱石 平成14年9月20日第124刷 新潮文庫 東から西に、西日本を横断した台風12号。台風通過後、久しぶりに「虹」をみました。スマホでパチリ。「虹」が写っているのがみえるかな?目を凝らしてください。 そして、読書雑感も久しぶり…
「過ぎ去りし王国の城」 宮部みゆき 平成30年6月25日第1刷 角川文庫 宮部みゆきさんは、様々なジャンルの小説を書く、幅の広いマルチ作家さんです。この本は、中学生の男の子と女の子が主役のファンタジック・ミステリーですね。あるとき、中世ヨーロ…
「東京公園」 小路幸也 平成23年5月10日第3刷 新潮文庫 先々週は、「三日三晩、雨が降り続いています。」と書いた。その影響で、西日本は各地で大災害が発生し、いまも、多くの被災者が生活再建に奮闘されています。自然は、厳しいものであす。今週は…
テニスラケットのガットを張り替えました。このラケット、ヨネックスのEZONE。大坂なおみの使用しているモデルと同じですが、フェイス面積が違うかな。張り替えたガットの色は、ちょっと見には、ラケットと同じライトグリーンに見えますが、実は、イエ…
「生きるぼくら」 原田 マハ 2016年5月10日第6刷 徳間文庫 もう、三日三晩、雨が降り続いています。しかも、シトシト五月雨ではなく、ザーザー七月雨です。台風でもないのに・・・?これは、何でしょう?関東では梅雨明け宣言をしたあとに、梅雨前線…
息子が、会社の先輩の結婚式出席のため、帰省。式の前日に、出席用のスーツを新調、なんとか格好をつけて、一丁上がり。他人の結婚式ばかりで、もうそろそろ自分のことも考えて欲しいのですが、どうも、兆候なし。このままでは、我が家は、お世継ぎがなく、…
「明日の子供たち」 有川 浩 平成30年4月10日第1刷 幻冬舎文庫 月曜日のこと。朝、出勤途中、神戸市営地下鉄7時56分西神中央発。「あ〜、月曜日はしんどいな。日曜日のテニスの疲れも残っているしね。」なんて、思いながら、いつものように始発電車…
「ちょっと今から 仕事 やめてくる」 北川 恵海 2015年4月7日第3刷 メディアワークス文庫 早いものです。もう、1週間が過ぎてしまいました。6月下旬は、株主総会シーズン。ぼくの会社も、ご多分にもれず、年1回の株主総会です。役員任期もあり、退…
「和僑(わきょう)」 楡 周平 平成29年8月20日第1刷 祥伝社文庫 毎週、毎週、ぼくの体調の話で恐縮ですが、同じような症状でお悩みの方の参考になればと思い、カミングアウトしています。さて、2週にわたって「不整脈」について、書きましたが、この…
「終わった人」 内館 牧子 2018年3月15日第1刷 講談社文庫 不整脈の続々編です。先週の続きで、24時間のホルタ心電図の結果をお知らせします。結論から言えば、「上室性期外収縮」のみで、他に問題となる不整脈などはないので、心配いらないとのこ…