眉山

眉山

眉山
先週の月曜日に出張で徳島市に行ったついでに「眉山」に寄ってきました。
眉山に寄った理由は、最近、徳島を題材にした映画が人気で「バルトの楽園」「阿波DANCE」そして「眉山」と立て続けに制作されています。「眉山」は、さだまさし原作、松嶋菜々子主演で、1万7000人の市民エキストラを集めての撮影と聞いています。そんなこともあって、「眉山」に寄ってみようと思ったわけです。
眉山は、鳴門方面から国道11号を車で徳島市方面に南下するとき、ちょうど右眉毛のように丘陵地が見えることが、「眉山」という名前の由来だそうです。
徳島県庁で仕事を済ませて、タクシーを拾おうかと思って歩き出しましたが、タクシーがちっとも走っておらず、県庁所在地にしてはタクシーもないのかと、標識に従ってトボトボと眉山を目指して歩きました。途中で、親切そうなおじさんに尋ねると歩いて20分ぐらいでロープウェイ乗り場に着くよと教えられ、心細さがなくなり、歩きが力強くなります。途中、白壁の新町小学校、瑞巌寺を横目に見ながら、少し、うろうろしたこともあり、30分程度で、「阿波踊り会館」に到着。この会館の5階に眉山ロープウェイ乗り場がありました。往復1000円。山頂まで約6分。、「阿波踊り会館」があることは知っていましたが、そこにロープウェイ乗り場があるとは思っても見ませんでした。この程度の観光知識で、ノコノコ歩みを踏み出すのも「バカ野郎」です。
そもそも私は、高所恐怖症のうえに閉所恐怖症の気があり、ロープウェイなんてとんでもない乗り物なのですが、どきどきしながらロープウェイに乗り込み、最初は、吊皮をしっかり握っていました。そのうち、徳島市内を一望するパノラマに、徐々に恐怖感もどこえやら。デジカメで撮影開始です。出張には、デジカメは必需品です。
山麓駅に着くと、下界とは違って、少しひんやりした空気を感じ、また、徳島市内のパノラマも楽しみ、30分程度の滞在で下山。早やっ!山頂には、どこにでも見受けられる「パゴダ」と「NHK受信所」が、やはりありました。確か、故郷の「火の山」に「NHK受信所」があり、対岸の布刈公園山頂に「パゴダ」があったと記憶しています。布刈公園には、小学校の遠足で関門人道トンネルを歩いて行ったと思います。
眉山山麓もよかったのですが、ロープウェイからの動くパノラマの方が魅力的です。下山では、吊皮も持たずに景色を楽しむことができました。
そういえば、尾道の千光寺ロープウェイも、尾道水道が一望できたし、函館山のロープウェイも函館市内を一望できたし、早雲山のロープウェイも芦ノ湖を一望できたし、六甲山のロープウェイも裏六甲を一望できたし、それ以外にも、ロープウェイって、結構、乗っているのだなと、今更、思い出しています。