小春日和

なんきんはぜ

■小春日和
近くの小学校で結成5周年記念「ボクたちの小春日和なコンサート」(ジェントル美賀多台)が催されます。そのコンサートのポスターがマンションの掲示板、町内のフェンスなどに掲示されていました。何だろうと思って、そのポスターをよく見てみると「ジェントル美賀多台」と書いてある。美賀多台は、私の住んでいる町の名前である。とすると「ジェントル」と書いてあることから、町内の大人の、しかも男性のバンドか何かのコンサートかなと推測される。さらに見てみると、三木管弦楽団とのコラボとも書いてあるところから、どうやら、管弦楽団かもしれないと、推理は頭を駆け巡る。また、結成5周年と書いてあるので、当然、5年前から活動をしていたことになる。これは、推理ではない。
細君とポスターを見ながら、「なんだろうね?」「小春日和って、今の季節を言うのかな?」「春の日和のようなということだから、今の季節のことかも」と取り留めのない会話をしながらも、ちょっと気になるポスターです。23日の祝日の予定となっていたので、暇つぶしに覗いてみるかなと、興味の虫がむくりと頭をもたげました。
そこで、また、一つ。「小春日和」とは何時のことなのか?広辞苑によると「小春の頃の暖かいひより。」それでは、「小春」とは、「陰暦10月の異称。」さらに、陰暦とは、「太陰暦。」さらに、さらに、「太陰暦」とは、「太陰月を基として作った暦。」と言うことで、さっぱり解らないので、次に、フリー百科事典『ウィキペディアwikipedia)』によると「太陽暦の1年(回帰年)はおよそ365.24日である。太陰暦でこれに近いのは12か月(約354日)なので、12か月を以て1年とする。太陰暦の1年は太陽暦よりも約11日短い。」ここまで、調べて漸く、「小春日和」は、おおむね10月頃の暖かい日和であることを解明しました。
そうすると、11月23日に開催されるコンサートを「ボクたちの小春日和なコンサート」と言うのは、ちょっと、月が違うのではなどと、つまらない言いがかりを言っても仕方ありませんが、おかげで、「小春日和」の意味を調べることができたことに感謝するポスターでした。
さて、今日は、エリザベス女王杯。昨日からウオッカダイワスカーレットの対決を楽しみにしていましたが、昼前にテニスから帰宅すると、細君が「ウオッカ出ないって!」「うっそ!」「うそ言って、どうするの」確かに。そこで、すぐに、JRAのHPにアクセス。JRAニュースには、「京都競馬11R エリザベス女王杯(GI)で単勝1番人気に支持されていた「ウオッカ号」が病気(右寛跛行)のため、出走取消となりましたのでお知らせいたします。」
「あらら」残念だけれども、もともと、ダイワスカーレットを1着固定のフォーメーションで3連単に投票と考えていたので、2着以下からウオッカを消すだけだと考えましたが、これで、レースの流れが変わるなどと不要なレース展望が頭をよぎります。結局は、無用なことはせずに当初の方針通り。ただし、結果は、はずれ。すでに、連外と判断したスイープトウショウ古馬の意地を見せて3着に入着。うむ、4着のデイアデラノビアと替わってよと言っても、仕方のないことと。また、競馬の難しさをしみじみと感じた「小春日和」の今日1日でした。