冬の日

水族館?

■冬の日
どんよりとした厚い雲に覆われ、冬を感じさせる日曜日です。
先週は、大寒の頃から爆弾寒波(気圧が一気に30ヘクトパスカル以上下がる低気圧を爆弾寒波というそうです。冬の台風並みです。)の襲来で、北陸、関東、東北、北海道は、寒さと、暴風、大雪で、大変だったようです。ニュースは、爆弾寒波と世界同時株安、消費者物価の値上げなどで、これと言って明るい話題はなかったようです。まあ、もともと、新聞の一面や社会面、経済面に明るい話題が記事となることの方が珍しいことです。新聞やテレビニュースは、政治や経済の粗探しばかりしているのではなく、今日の明るい話題のようなコーナーを作って、世の中を前向き志向に変えることがあってもいいのではないでしょうか。
さて、今日は、大阪国際女子マラソン大阪府知事選挙と大阪で大きなイベントがあります。
大阪国際女子マラソンは、北京オリンピックへの女子マラソンの最後の一枚の切符をかけて、大阪城を中心として大阪の街を女子選手が42.195キロを走り抜けます。序盤から初マラソン福士加代子(ワコール)が、独走態勢で20キロ付近を通過するまで、テレビを見ていましたが、2位以下に1分も差が付いているようでは、あとは、福士が30キロ過ぎて、疲れてペースダウンしない限り、福士の優勝は、間違いないと判断して、今、ブログを書き始めました。ブログが書き終わる頃には、決着が付いているでしょう。
大阪知事選挙は、投票率が前回を上回っている状況で、20時締切り、即日開票のようです。話題の人、タレントで弁護士の橋下徹氏が当選できるかどうかが焦点です。最近は、テレビのタレントとして、弁護士が多く出演するようになってきました。その1人で、人気があるのが橋下徹氏ですが、彼が、仮に当選して、さて、行政能力がどの程度あるのか。大阪府庁と言う宮崎県庁とは、比較にならない地方官僚の世界をどの程度コントロールすることができるのかは興味のあるところです。
弁護士と言えば、司法制度改革で、司法試験の合格者を増やして法曹(裁判官、検察官、弁護士)人口を増やそうとしていましたが、鳩山法務大臣が、法曹の需要と供給の関係及び法曹人の質の低下から合格者を減らすことを提案しています。現在、合格者は、3,000人だそうですが、司法実務修習(合格後2年間の座学と裁判、検察、弁護実務の研修)を終えて、無事、法曹界で就職できない人がいるということです。昔は、400人程度の合格者だったので、質の低下は当然起こりえます。橋下徹氏は、400人程度の合格者の時代ですから、大変な勉強をされたと思います。
そう言えば、最近、時々、検察官も、テレビに出演するようになってきました。さすがに、公務員なので、バラエテイーへの出演ではありませんが、裁判員制度の説明などでは、よく見かけます。昔は、検察官と言えば、警察官と区別がつかなかったのですが、ドラマの主人公になったり、特に、キムタクの演じた「ヒーロー」で一躍、その職名が有名になりました。
大阪国際女子マラソンの結果が出ました。福士加代子は、35キロ付近で大失速し、後続くの選手に飲み込まれて、優勝を逸しました。マラソンって解りませんね。さて、大阪府知事選は、どうなるでしょうか?