ベスト・クラシック100

ドナウ

私は、クラシック音楽には、まったく縁がありません。小中学校の授業で学んだぐらいの知識しかありませんし、そのころ授業で聞かされた音楽ぐらいしか耳に残っていません。もちろん、テレビやラジオで、時々流れることがあるので、小中学校の頃からは、少しは、耳に覚えているかも知れません。ただし、聞いたことがあるような程度で、誰の作曲で、何という題名かは、ほとんど解りません。
絶対に自信を持って解るのは、ヨハン・シュトラウスの「皇帝円舞曲」「美しく青きドナウ」の2曲は自信があります。この2曲は、中学校の時に、音楽会で指揮を担当することになり、レコードを買って、レコードから流れる音楽に合わせて、指揮の練習をしたからです。
そんな私ですが、少しは、教養としてクラシックを聴くことも必要かな、と思って、どういう経緯か忘れましたが音楽ギフト券を3000円分もらった時に、絶対に、自分で身銭を切っては買わないクラシックCDを買うこととしました。それが、
ベストクラシック100―「運命」、「第九」から「ジュピター」まで、誰もが知ってる超有名曲、ズラリ7時間分収録―
です。
購入したのは、実は、5年ぐらい前のことだと思いますが、まだ、聞いたことがありませんでした。そこで、ゴールデンウィークを利用して、聴いてみようと決意しましたが、7時間を一度に聴くのは、いかにも無理があります。CDが6枚組なので、1日2枚聴けば3日で、とりあえず聴けることになります。ところが、2日サボってしまったので、今日、今、聴き始めました。CD2枚目を聴いています。「交響曲第5番第4楽章:アダジェット(終結部)(マーラー)」タイトルに書いてあることが、チンプンカンプンです。
曲紹介のリーフレットを見ていて、面白い曲を見つけました。「朝(「ペール・ギュント」より)(グリーグ)」何が面白いかというと、ペールギュントという名前の競走馬がいます。6歳の短距離馬ですが、2歳のときは東スポ杯(G?)1着、シンザン記念(G?)1着で2歳牡馬王者だったと思います。皐月賞、ダービーにも出走しましたが、距離適性がなく、NHKマイル(G?)では、1番人気を背負い武豊が騎乗するが4着に敗れました。その後、高松宮記念(G?)などにも出走しますが、掲示板に乗ることもできないといったところです。
何で、競馬の話になってしまったのか。折角の機会なので、「ペール・ギュント」について調べてみると、「ペール・ギュント」はイプセンの書いた詩劇で、これにグリーグという作曲家が曲をつけたものだそうです。「ペール・ギュント」とは、その劇中の主人公の名前であることが解りました。
まあ、人の名前と馬の名前の違いはありましたが、ネームであることに変わりはありませんでした。
おっと、また、知っている曲がかかりました。「交響曲第5番「運命」より第1楽章(ベートーベン)」でした。しかし、この交響曲という意味が解らないのは、情けないです。「交響曲第5番第4楽章:アダジェット(終結部)(マーラー)」の「交響曲第5番」とはどう違うのでしょう。次は、この課題を調べてみることとします。