相棒とのお留守番

スナック

細君は、大阪へお友達とお買い物にお出かけです。お買い物というよりは、お友達と外出してお昼を食べておしゃべりをするのが、細君は楽しみにしているようです。そこで、今日は、朝から、相棒と2人でお留守番です。
今週は、中村俊輔ではないけれども、不眠に悩まされ、ふらふらしながら会社に行っていましたが、週末になって眠れたことにより復調、その勢いをかって、昨夜は、F先輩とW部長と「たから」で定番のまぐろを食べながら、ビールと焼酎でルネッサンス乾杯〜い。20時頃まで歓談後、おじさんたちは、「さて、そろそろ帰ろうか。」
地下鉄の入口で別れた後、私の足は、馴染みのスナック「A奈」へ自然と向いていきます。途中のローソンで「大阪スポーツ」を購入。「今週は、安田記念だ!そうそう、土曜日は、昨年、高配当馬券をゲットした関ヶ原ステークスが中京で開催される。今年も、荒れるかな。」と皮算用をしながら、ビルのエレベーターに乗り込む。「チン」8階に到着。スナックのドアを開けると、「いらっしゃい」の言葉もなく、ママさんがカウンターでユリの花と芍薬の花と格闘中でした。「まったくだね。」開店時間を過ぎているのに、生け花の最中です。こちらも、席に座る間もなく、トイレに駆け込み用を済ます。こんなことは、よくあることですが、7年間も馴染みになっていると、客を客とも思わない「おもてなし」です。
開店準備もできて、やっと、付けだしと水割りが出されて、一口飲んだ頃合いに、「カラン」という音とともにドアが開いて、Tさん、Mさん、Sくんが来店。この3人も、客を客とも思われない「おもてなし」。他にお客さんがいないことを良いことにして、こちらの客の方も、自分の家のようにくつろぎます。しかも、席に着くや否や、カラオケの選曲。ここは、「カラオケボックスか?」と、そんなことは、関係ないとばかりに、早速、歌合戦。3〜4年前には、歌の点数では、私の足元にも及ばなかったTさんが、最近は、こちらが足元にも及ばなくなる始末。悔しいけれども、Tさんとの練習量の差を私の才能で補うことができないと、今の現実を受け止めるしかありません。
時間も良い頃、歌合戦を休戦して、本日のメインイベントのMさんのお誕生日のお祝いです。ケーキに四捨五入で60本にならんとするローソクを立てて、「ハッピーバースデー ツ ユウ」。ママさんが「記念撮影、記念撮影」と言っているうちに、Mさん、ローソクの火を吹き消してしまい、ママさんにお目玉。仕方ないのでケーキに入刀。丁度、来店した他のお客さんにもお裾分けして、深夜のメタボの敵「ケーキ」を頂きました。
昨夜の顛末で、夜はぐっすり。寝起きに多少、頭が重いかな。起きぬけに、相棒を連れて朝のお散歩。その後、歯医者で毎月の検診を受けて、あとは、今日は、久しぶりに朝から競馬に専念。「大阪スポーツ」と赤ペンを持って、ラジオを聴きながら、パソコンで投票。相棒は、つまらなそうに私の横で寝ています。時々、外の音に反応して「ワン、ワン」「かあさんは、まだ帰ってこないよ。」と1人と1匹は、「かあさん」の帰宅を待ちながら退屈な休日を過ごしています。
さて、「相棒よ。散歩にでも出かけるか。」「ワン、ワン」