大暑かな

ほおづき

うさぎも 片耳垂れる 大暑かな
         芥川 龍之介

7月22日大暑から8月7日立秋まで、盛夏の季節です。大暑は、24節気の一つですが、24節気は、月の動きに基づく太陰暦とは別に、太陽の動きに基づき1年を24に分割して、季節を明示したものです。そもそもは、農耕などに便利なように季節を明らかにしたもののようです。定着したのは、中国の春秋戦国時代ということなので、紀元前300年頃のことであり、現在から遡ること2,300年前の地球の気候なのでしょう。
2,300年前には、大暑から立秋まで、1年で一番の暑い季節ということですが、現代は、大暑の前の梅雨明け前後から処暑(8月23日)頃までは、暑さが続きます。流石に、白露(9月7日)頃になれば、まあ、暑さが緩んでくるでしょうし、まさか、秋分(9月23日)頃になれば、秋の涼風を感じることができるでしょう。
今日は、この最近でも、特に暑い日です。毎年恒例のオオサカキングが始まりましたが、来週の土曜日には、私も当番でイベントに参加する予定です。少しは曇り空になって、太陽の光を遮ってくれれば、暑さを凌げるのではないかと、来週の天気を期待しています。