Dandy-papaの競馬展望(2009年第9号)

トマト

先週のJRAの裁定に憤りを感じて、勝馬投票券の購入を止めようかと・・・は、ちっとも思わずに、気を取り直して、今週の菊花賞へ思いをはせます。まあ、こんなことは、長い競馬人生では、たびたび経験したことでもあり、こんなことで一喜一憂していたら、JRAとのお付き合いなんぞ、とても、やってられません。何せ、相手は、今や、悪名高き農林水産省天下り先です。
さて、先週の牝馬は、ブエナビスタという有力馬がいましたが、3歳牡馬は、群雄割拠、皐月賞、ダービーと春は、主役が入れ替わり立ち替わりでした。しかも、主役かと思えば、惜しいレースどころか大敗してしまうということで、夏を、どうすごしたか?これが、課題です。もちろん、その尺度になるのは、神戸新聞杯セントライト記念の成績になります。
ダービー馬のロジユニバースが、不在となり、あきらかに混戦。

『◎アンライバルト:若駒S1着、スプリッグS1着、皐月賞1着、ダービー12着、神戸新聞杯4着
 ○リーチザクラウン皐月賞13着、ダービー2着、神戸新聞杯1着
 ▲セイウンワンダー:朝日FS1着で2歳王者、皐月賞3着、ダービー13着、神戸新聞杯3着
 △ナカヤマフェスタ東スポ杯1着、皐月賞8着、ダービー4着、セントライト記念1着
購入馬券は、馬単4頭ボックスです。』

<競争結果>
リーチザクラウンが、予想通りの単騎の逃げ。直線で、春の有力馬は、延びず。夏の上り馬が、ぐんぐんと足色がよくなる。結果は、スリーロールスが1着入線。2着にフォゲッタブル、3着セイウンワンダーで決着しました。
「ダービー馬不在の菊花賞は荒れる」の格言通りです。しかし、よく考えると、3000mの長丁場の競馬。どの馬も、経験がありません。1、2着馬は、96年に菊花賞を制したダンスインザダークの子たちでした。競馬は、血統が決め手となります。混戦のときは、血統を見るべきでした。