Dandy-papaの競馬展望(2009年第14号)

中央

第10回ジャパンカップダート(ダート1800・阪神)(三歳上OP)
さて、今週は、今年のダートの王者を決定するジャパンカップダートです。何と言っても、ダート界の王者ヴァーミリアン(牡・7歳)が、G1の9勝目を狙うレースです。ただし、ヴァーミリアンは、地方交流G1は圧倒的な強さを発揮しますが、中央のG1では、今一つの成績です。そこで、このレースでは、これからのダート界を担う3歳、4歳世代からセレクトします。セレクトした馬たちは、それぞれ直接対決で勝ったり負けたりで、いずれも甲乙つけがたい強さがあります。

『◎シルクメビウス(3歳・牡馬):ユニコーン(G3)1着、先々週のトパーズ(op)での圧倒的な勝ち方が忘れられません。他馬より格下ですが、敢えて◎です。
 ○エスポワールシチー(4歳・牡馬):かしわ記念南部杯と交流G1で2連勝中です。
 ▲ワンダーアキュート(3歳・牡馬):武蔵野(G3)1着、このレースでの強さはすごかった。
 △サクセスブロッケン(4歳・牡馬):武蔵野(G3)では大敗したが、フェブラリ(G1)のレコードタイムでの覇者。復活を期待しています。
 馬券は、甲乙つけがたいので4頭馬単ボックスです。』

ダート界のオールスターが参戦したジャパンカップダートは、今年の政権交代にひっかけて世代交代となりました。逃げ馬のエスポワールシチーが、スタートから先頭に立ちレースを引っ張り、そのまま、直線に入っても後続馬を寄せ付けず、強い勝ち方となりました。
王者ヴァーミリアンは、いいところなしです。鞍上の武豊も、今秋のG1では、いいところなしです。直線で、2着に滑り込んできたのは、上り馬のシルクメビウス。ということで、予想の○◎での決着となり、久々に、予想的中でした。