Dandy-papaの競馬展望(2009年第17号)

柿

第54回有馬記念(芝2500・中山)(三歳上・OP)
さて、いよいよ、今年最後のグランプリです。残念ながら、天皇賞(秋)のカンパニーとジャパンカップウオッカは出走しません。さらに、4歳馬も出走しないということで、メンバー的には、やや、低調なレースという感じはします。
そうすると、レースが荒れ気味になることを想定して、穴っぽいところも視野に入れる必要があろうと思います。まず、大胆にも、今年の3歳牡馬は、全体としてレベルが低い(皐月賞、ダービー、菊花賞で、安定した成績の馬がいない。)ので、全部、カットします。さらに、春と打って変わって勝てない3歳牝馬ブエナビスタも、ついでに、カットします。
ここまで、整理整頓ができれば、あとは、簡単です。何と言っても、中山で、蛯名とくれば、一昨年の有馬を制して、このレースがラストランになるマツリダゴッホが、自然と本命になります。対抗は、宝塚記念を制したドリームジャニーです。あとは、有力馬で差のない3頭をチョイスします。

『◎マツリダゴッホ
 ○ドリームジャニー
 ▲マイネルキッツ春の天皇賞
 △ミヤビランベリアルゼンチン共和国杯
 △エアシエイデイ:8歳でもそろそろ走りそうな予感
 馬券は、差のない5頭なので馬単ボックスです。』

<競争結果>
レースは、武豊リーチザクラウンが先行して引っ張り、速い展開となりました。3コーナーからマツリダゴッホが、ゴッホゴッホと進出しますが、直線で、延びきれない。ゴッホにあわせて、ブエナビスタも進出。ぐっと堪えていたドリームジャニーが、直線に入って最後方から一気に追い込んできて、そのまま、ブエバビスタをかわしてグランプリーホースとなりました。
池添は、初の有馬制覇で涙、涙。ジャニーも、春・秋のグランプリーホースとなって、来年への更なる飛躍が期待されます。そして、3歳牝馬ブエナビスタの頑張りは、来年につながりました。来年は、ジャニーとブエナの年になりそうな予感です。
「Dandy-papaの競馬展望」は、休刊します。
毎週、楽しんでいる中央競馬のうち、G1開催日には、競馬展望を掲載しようと新コーナーを作りましたが、本来の「読書雑感」と「休日のつぶやき」の掲載に支障をきたすようになってきたというのが理由です。休日に、もう少し、余裕が出てきたら(多分、定年後かな?)再開しようと思います。ご愛読ありがとうございました。
本来の「読書雑感」と「休日のつぶやき」に力を入れますので。「dandy−papaの休日」をこれからもよろしくお願いします。