指が「痛って、てっ、てっ」。

指

ちょうど1年ぐらい前からだろうか。右の人差し指の第1関節にどうにも違和感を覚え始めました。違和感というか、やや痛みも感じます。パソコンのキーボードの打ち過ぎかな?ブラインドタッチで打つほど上手くはないけれども、それとも、マウスのクリックのやり過ぎかな?毎週の楽しみでもあるテニスのボレー・アンド・ボレーの衝撃の所為かな?あれやこれやと考えていたところ、やがて、左手の人差し指の第1関節も、同じように違和感を覚えるようになりました。
亡父が、リュウマチで苦しんでいたので、「えっ、リュウマチかな?そうだとしたら、えらいことだな!」徐々に、不安になってきたので、いつもお世話になっている会社の医務室のH先生を訪れて、「先生、指が変なんですよ。」と違和感を訴えました。先生は、ひょいと、私の指を見て、「へバーデン結節だね。」と一言。「????(それって、何?)」「へバーデン結節と言って、中高年の女性によく見られる関節の異常だね。」ありゃりゃ?とうとう、中高年の女性になっちゃった。やっぱ、更年期障害かな?それでも、心配な私は、「リュウマチじゃないでしょうね?」とたたみかけます。「うん、リュウマチは、ふつう第二関節だね。」ふん、そうか。妙に、納得した気分。「それで、治るんですかね?」「1年もすれば、感じなくなるよ。」ってことは(治るより、慣れろ)ってこと。
とりあえず、リュウマチではないことが確認できたので一安心。でも、一応、細君の薦めもあり、こちらもいつもお世話になっているU整形外科にも行っておこう。と、近所のU整形外科でレントゲンを撮って診断をうけました。写真を見ながら、先生曰(ノタマ)わく「ほら、第1関節のところが、ほとんど、全部の指だけど白く映ってるよね。へバーデン結節ですね。」なあんだ。医務室の先生と同じ診断です。「それで、治るんですかね?」「1年もすれば、感じなくなるよ。」やっぱり、それって(治るより、慣れろ)ってこと。「湿布薬か、塗り薬か?いる?べつに、いらないよね。」(治るより、慣れろ)なら(べつにいらないか。)「はい、結構です。」
あれから、1年が過ぎましたが、右の人差し指、中指、小指、左の人差し指、この4本の指の第1関節が、でこぼこと膨らんだようになって、ときどき、痛みを感じます。指の関節も、あまり曲がりません。まだ、慣れていないようです。だからといって、特別に不自由を感じることもないけれど、時々、重いものを持ち上げようと指を引っかけたとき、「痛って、てっ、てっ」。相棒(愛犬)との散歩中に、急に、相棒が走り出した時、リードが引っ張られ指に引っかかり、「痛って、てっ、てっ」。その程度のことです。
それより、もっと重大な異常が発生。右手の肘の関節が、何だか痛い。おっと、テニス肘にでもなったな?これは大変。もう3ヶ月ぐらいになるかな。右手をいっぱいに伸ばして、ボールを打つときに、フォアでもバックでも(うっ、痛て!)。ストレートサーブを打つときに、(うっ、痛て!)。細君曰(ノタマ)わく「もう、お歳だから」うん、そのとおり。もう、アラカン(アラウンド還暦)だから。そんなこんなで、今年も始まり、また、一つ年を取ってしまいました。