ぶらり龍野公園

tetu-eng2010-12-12

「知らない町を〜♪♪ 歩いて見たい〜♪♪ どこか遠くに 行きたいな〜♪♪」
もう紅葉に遅いのは承知の上。昨年も、この時期に季節遅れの紅葉見物に丹波篠山に出かけて、大からぶりを喫してしまいました。今年も、懲りずに、季節遅れの紅葉見物に「龍野公園」をチョイス。
昨夜は、久しぶりにスナック「A奈」で、気持よく美声を発し、気分爽快のはずでしたが、終電前に帰宅して、お風呂に入って「さあ、寝るぞ」とベッドにもぐり込んだのが、2時頃。週末のため、1週間の疲れと、ほろ酔い気分で、すぐに白河夜船と思いましたが、何故か、眠れずに寝返りばかり、終いには、起き上がって背伸び、ストレッチをして、何とか睡魔をおびき寄せようとするが、睡魔もさる者、引っ掻くもの、なかなか思うにまかせず。とうとう、睡眠薬を2錠も服用して、漸く、気を失ったのが4時ごろでした。7時20分ごろには、定期便の電話の呼び出し音が鳴り、飛び起きてしまいました。
そんな体調にもかかわらず、もう、今週を逃しては、紅葉は、ほんとうに逃げてしまうと、気合を入れて、細君、相棒(ミニチュアダックスフンド)に出発の大号令。目指すは、新聞の紅葉情報で、「まだ見ごろ」の「龍野公園」。龍野と言えば「あかとんぼ」と「ヒガシマル醬油」と相場が決まっているが、紅葉も、なかなかなものとの未確認情報。生憎、曇天の空模様なれど、降水確率30%ならば、まず、雨は降るまいと、車は、一路、龍野に向けて、山陽道をひた走る。ところが、加古川北付近で、フロントガラスに、いやな水滴がポツリポツリ。それでも、細君と相棒を励まし、「大丈夫、大丈夫」。
出発から約1時間後、車は、「龍野公園」に無事、到着。小雨が降ったり止んだり、天は我に味方せり。なんとか、傘も持たずに散策はできそう。「ワン、ワン」相棒は、すでに、リードを引っ張り意欲満々。

『「あかとんぼのうた」 三木露風
夕焼け小焼けの 赤とんぼ  負(オ)われて 見たのは  いつの日か
山の畑の 桑の実を  小かごに摘んだは  まぼろし
十五でねえやは 嫁に行き  お里の 便りも  絶え果てた
夕焼け小焼けの 赤とんぼ  とまっているよ  竿(サオ)の先 』

三木露風は、龍野出身。龍野公園でまず目立つのは、「赤とんぼの碑」。近くに寄ると、センサーでメロデイーが流れる〜♪♪。そこから、龍野神社、紅葉谷へと散策のスタート。「鶏籠山(ケイロウサン)龍野古城の散策がメインルート。ここで、誠に、誠に、残念ながら、紅葉谷の入り口から、さあ、メインルートへと歩みを進めるその矢先、天は我を見放した。大粒の雨が、降り始めて、慌てて、車に駆け戻る。さても、残念。しかしながら、僅か、30分程度の散策でしたが、まだ紅葉は、確かな色づきで、昨年の丹波篠山とは大違い。記念写真を数枚。是非とも、来年は、メインルートへのチャレンジを心に誓う。

追伸 龍野国民宿舎「赤とんぼ荘」で昼食。展望レストランは、播磨の小京都「龍野」を一望できる佳き眺めでした。