寅年から卯年へ

tetu-eng2011-01-03

寅年の年末は、29日から年末年始休暇。昨年は、1月2日に休日当番のため出勤しましたが、今年は、所属が変わったため、年末年始休暇は、きっちりとお休みできます。そのため、気分的には、楽ちん、楽ちん。と、あまり、はしゃぐと当社の現場で働いている同僚諸氏には、まことに申し訳なく、そっと、この幸せをかみしめています。年末は、大掃除の連続。これは、毎年の我が家の恒例の行事。私の担当は、フローリングのワックスがけとお風呂場と洗面所の掃除です。

『一年の よごれをおとす 大掃除
 こすっても ふいても落ちぬ 大掃除
 手に勝る 道具ないかと 大掃除』

大掃除には、小道具が必要。我が家の家の守(かみ)は、何故か、掃除道具好き。通販で色々と揃えています。狭いマンションにもかかわらず、ワックスがけのマシン。モップで汚れを落とした後に、ウィン、ウィンと磨きをかけます。キッチン、お風呂の掃除には、スチームクリーナーが大活躍。プシュー、プシューと熱湯が高圧で噴射されて、汚れを浮きたてます。お風呂の鏡には、ダイヤモンドパッド。これは優れもの。お風呂の鏡の石鹸カスの汚れが、さっとひと拭きで、ピカピカ。それ以外にも、汚れ取りの、何だか不思議なスポンジもありました。

『振り返る ことも無用と 除夜の鐘』

寅年は、亡父の干支。存命ならば、今年で85歳。卯年は、息子の干支。昨年は、就職活動で大わらわ。超就職氷河期に、何とか、内定を頂き、年末は、ゆっくりと過ごすことができました。これも、ご先祖様のお陰と、正月1日に田舎に帰り、お墓参りをすませました。ところが、正月の西日本は、大荒れ。とくに、山陰地方は大変でした。山陰の西の端の下関は、午前中は、寒くても曇天模様だったのすが、午後から、窓の外は、大雨、大風と台風並みの荒れ模様。年老いた母と二人で、炬燵に入ってテレビを見ていても、何だか、日本の景気のように活況感がありません。
さて、正月が明けて、2日、3日は、神戸は好天に恵まれました。我が家の初詣は、湊川神社と相場が決まっています。もう、4〜5年ぐらいになるでしょうか、一人息子が高校・大学の頃からは、友人との年末年始を楽しむようになり、初詣のお出かけは、細君と二人の熟年デートになってしまいました。湊川神社は、昔と比べると人出が、やや寂しいように思えますが、どうでしょう。今年は、久しぶりに、湊川神社からモザイクへ行きましたが、こちらも、人出が少なくなっているようです。おまけに、空店舗が目立つようになり、こちらも、やや寂しいように思えます。
モザイクから中華街に足を運ぶと、こちらは、大盛況。立ち食いの出店が、若い人には人気があるようで、そば、肉まんなどを道端で立ち食いしている人が、ごった返していました。ところが、元町商店街は、左程ではなく、平年ぐらいでしょうか。ところが、神戸大丸は、入口から押しくらまんじゅう状態。福袋を求めるお客様でいっぱいです。そこから、地下通路を抜けて、サンチカ(三宮地下街)へ、こちらも、結構な人混み。と言うことで、熟年夫婦が、キョロキョロしながら、トロトロと亀のような足取りで神戸の街をぶらついた卯年の年始でした。