マーブルチョコレート

tetu-eng2011-03-06

マーブルチョコレート
「マーブル♪ マーブル♪ マーブル♪ チョコレート♪」という懐かしい明治製菓マーブルチョコレートのテレビコマーシャル。確か、上原ゆかりさんという子役が、長い間、出演していたと思います。そのマーブルチョコレートが、今年で、発売50周年のAnniversaryを迎えるということです。だから、どうだっていうことではないのですが。そこで、先週の金曜日のこと。行きつけのスナック「A奈」に話のネタとして、マーブルチョコレートを10箱ほど買って行きました。
話のネタとは、これだけではありません。実は、このマーブルチョコレートに秘密が隠されています。その秘密とは、5箱に1箱の割合で、マーブルチョコレートの数十粒のうち、一粒だけに四つ葉のクローバーのイラストがプリントされているのです。この秘密、知っていましたか?そこで、10箱のうち、誰が、この四つ葉のクローバーの粒を引き当てるか?これが、ゲームです。
こんな他愛もない遊びですが、スナックとは、こんな大人の遊び場なんでしょうか?そこで、スナックのママほか居合わせたお客さんを含めて、皆で、それぞれマーブルチョコレートを開封して、いい大人が、マーブルチョコレートの粒を一粒ずつ凝視しています。何とも、奇怪な光景です。「あった。」との奇声。何と、不景気の煽りを受けて、3月中に、このスナックを閉店するママが、大当たり。何と言う、アイロニーか。人生とは、不可解なり。それでも、「やあ、よかった。ママさん、今から、きっと、いいことがあるよ。」との励ましの言葉が、ちょっと虚しい空気を漂わすのは、「何故か?」。
話は、ごろりと変わりますが、これも、先週の土曜日のこと。天気良好につき、細君と、お昼を食べに、春日プラザの「すず庵」まで、ブラブラとお散歩に出かけました。帰りも、ブラブラ。その途中の春日公園にあるこんもりとした里山で、山の登り道を発見。最近、こういう風景を見つけると、ついつい、行ってみたくなります。「坂」には、何かが、隠されている。これ、「ブラタモリ」の影響。でも、この付近、随分と散歩でブラブラしましたが、今まで気付かなかったのが不思議です。
そこで、昼食後の腹ごなしを兼ねて、里山の頂を目指して、落ち葉の堆積した坂道を登ること、約10分。その頂からは、西神ニュ―タウンの西側一帯を一望することができ、さらに、はるか明石海峡を望むこともできました。「おっ、発見」。その一つは、「多角点」を示す鋲。もう一つは、「天文測量観測点」を示す鋲。この二つが、何を意味するのかは、よくは解りませんが、多分、測量のための座標ではないかという推測はできます。

さらに、里山を反対側に下っていくと、春日公園にほ大きな日時計がありました。その由来の銘板を読んでみると、何と、何と。この場所は、東経135度日本標準時子午線が走っていたのです。要するに、この場所から南に下れば、明石天文科学館に辿り着くことになるのでした。それを示すように、日時計から南に向けて、青い線が50mぐらい引かれていました。ブラブラ歩きのお散歩には、時にして、思わぬ発見があるものです。
マーブルチョコレートから東経135度子午線まで、まったく、脈略のない「つぶやき」でした。