「小さな竹の橋で♪」

tetu-eng2011-10-16

「小さな竹の橋で♪」

小さな橋よ♪  竹の橋の下♪  川の水に♪  流れてゆく♪
あの日の夢も♪  楽し思い出も♪  青い水に♪  流れてゆく♪
永い年も月も♪  色とりどり♪  やがては消えてゆく♪ 赤いバラの花びら♪
小さな橋よ♪  竹の橋の下♪  恋も夢も♪  流れてゆく♪

While we were gazing in the water ♪ 
The silvy rippies kissed the shore ♪
And your reflection in the water ♪
Seemd to say you’ll be mine forever more ♪

小さな橋よ♪  竹の橋の下♪  恋も夢も♪  流れてゆく♪
流れてゆく♪  流れてゆく♪

今週のウクレレの課題曲は、ハワイアンの「小さな竹の橋で」とポップス?の「すべての人の心に花を」です。課題曲と言っても、独習ですが・・・。前曲は、タブ譜で、後曲は、コード譜。なかなか、コード移動はママならず、指が思うように動きませんね。
朝日新聞の「耕論」に「スナック ふれあい」のタイトルでオピニオン記事が掲載されていました。

無縁社会に生きる人々の絆をつなぐ、それがスナック。繁華街で、住宅地で、農村漁村で、被災地で。今夜もともるネオンは、ふれあいの証し。地域社会とスナックを考える。

呑み放題三千円の居酒屋チェーン、歌い放題千円のカラオケボックス、あとは、キャバクラ、ガールズバーが、夜の街の主流になっています。昔ながらのカウンターと申し訳程度のボックス席のスナックは、衰退の一途をたどっているようです。それはそうでしょう。チャージ料が、四、五千円で、キープしたウィスキーのボトルを水割りでぐいぐい。食べるものは、スナック菓子程度。ママとの会話を楽しみ、カラオケを歌う。こんなスタイルが、若い人たちに受ける筈がありません。軒並み、スナックは、中年以上の小父さんの癒しの場となり、お客の高齢化は進むばかりです。やがて、定年退職して、年金生活ともなれば、スナックから離れていきます。
スナックは、会社の仲間内だけで、会社の悪口、上司の悪口等をネタとしてワイワイと飲むのではなく、学歴、経歴、肩書き無用で、見ず知らずの人たちとママを介して語り合う。そんなコミュニテイーの場所として、脈々と、かつ、細々と、生き残っているのです。どうせ、悪口の対象となった小生としては、このコミュニテイーをこよなく愛してやまないわけです。ただ、お客が少なくなると、そのコミュニテイーが成り立たなくなります。そのことが、一番の気掛かりです。
そして、今宵も花の金曜日、スナックに行っては、カウンターで相席となったお客とママとを相手に埒もない話に興じ、話が途切れると「小さな竹の橋で♪」を唄い、ほろ酔い気分で帰宅する。そんな、夜のシンデレラに変身することができるのは、あと、何年ぐらいでしょうか?
そうそう、「読書雑感」が御無沙汰になっていますが、来週は、「日輪の遺産」(浅田次郎)です。以前、お話ししましたが、「日輪の遺産」は、高校の後輩である佐々部清の監督映画の原作です。ちなみに、「ツレがうつになりまして」も彼の監督作品です。今、乗りに乗っている映画監督のようです。