ぶらり、「ひこにゃん」

tetu-eng2014-06-01


 先週の土曜日のおはなし。

 朝、目覚めると、天気良好、体調良好。まだ、寝ていた奥様に、どこか行こうか?の、お誘い。いつものことですが、我が家のリクレーションは、無計画が信条。

 身支度を調えて、朝食は摂らずに、八時半ごろには、出発。もちろん、相棒(ミニチュア・ダックスフンドくん)も一緒です。そうそう、行き先は、彦根城。「ひこにゃん」に会いに行こう日帰りの旅。

 まずは、西宮名塩SAでサンドウィッチとコーヒーの朝食。この季節は、外のデッキでゆっくりできるので、相棒にも給水とサンドウィッチのハムをご相伴。

 山陽道中国道名神と渋滞はなく、スイスイ。絶好のドライブ日和ですね。十一時ごろには、彦根ICを降りて、彦根城に到着。駐車場にも、難なく入場です。ちょっと、早めなのでお客さんは、やや、少なめ。

 彦根城は、「ひこにゃん」で、一躍、有名、って、いやいや、井伊直弼でしょう。NHKの最初の大河ドラマ花の生涯」は、井伊直弼尾上松緑)が主人公。なんと、佐田啓二の初テレビドラマ出演作・・・佐田啓二といえば、中井貴一の親父さん・・・中井貴一といえば、「続・最後から二番目の恋」って、これは、先週のお話でした。

 彦根城に、もどりますが、このお城、なかなかの風格でした。よいしょ、よいしょ、と天守を目指して上っていく途中、これも威厳のある木の橋がありましたよ。こりゃ、いいね。彦根城は、徳川の四天王の一人である井伊直政による築城で、その後、明治まで井伊氏が治めていました。その天守からは、琵琶湖を望み、また、佐和山も目と鼻の先です。「治部少にすぎたるもの二つあり、島の左近と佐和山の城」と言われた名城は、今は姿形もありません。

 ここで、目的の「ひこにゃん」に会えるか、と思ったら、残念。「ひこにゃん」の登場時間はすでに過ぎていました。仕方もないので、城下へと降りていきます。新緑の季節で気持ちいいですね。

 城下は、キャッスル・ロードとして、整備されて、最近、あちらこちらに見受けられる城下町風の町並みの再現です。ここで、相棒をペットホテルの一時お預かりにお願いして、奥様と贅沢な昼食。「伽羅」という近江牛のお店。うむ、元町の「三つ輪」の方がうまいのでは・・・。まあ、観光地ですから。

 相棒を引き取り、そこから、彦根の整備されていない街をぶ〜ら、ぶ〜ら。「花しょうぶ通り」は、昔の街道のままで風情がありますよ。ついつい、歩きすぎて、佐和山の方まで、行き過ぎ、バックバック。途中で、「たねや−クラブハリエ」を見つけて、立ち寄りましたが、バームクーヘンは、買わずに通過(このときは、近江八幡の「クラブハリエ」に立ち寄るつもり)。

 駐車場に戻ってから、「歩きすぎて、疲れたね」ということで、一路、帰宅の途へ。大津SAは、休憩施設がリニューアルされて、展望台のベンチから琵琶湖の眺めが最高。30分ぐらい、ジェラードをペロペロ(相棒もペロペロ)しながら、湖の風を感じで一休み。帰りも、高速は、スイスイ。