ぶらり、北条鉄道

tetu-eng2016-04-10


北条鉄道って、知っていますか?

兵庫県の小野市の粟生(あお)駅から加西市の北条駅まで、13.6キロを全8駅、約22分で結ぶ第3セクターの鉄道です。

なぜ、北条鉄道か?

うん、たまたまテレビを見ていて、番組で紹介していたのです。それでなきゃ、知っているはずありませんね。単線で一両電車が、播州平野をゴトンゴトンと走る様が、いかにも叙情豊かで、なんとなく、行ってみたいと思ったのです。
調べてみると、なんだ、近いも近い、我が家から粟生駅まで、車で1時間足らずです。

と言うことで、土曜日、歯医者さんで定期検診を受けて、10時頃、のこのこと出かけました。道中は、桜も、菜の花も、ちょうど見頃の季節です。

粟生駅の駐車場に車を止めて、駅内を探検。粟生駅は、JR加古川線神戸電鉄北条鉄道の3路線の結節点ですが、みんな単線なので、こじんまりとした駅舎です。北条鉄道の時刻表をみると、11時2分・・・えっ、今、出たとこ!1時間に1本しかないので、駅舎の横のお店で昼食にしました。

「Ao−mercato 野菜ごはん」ってレストラン、これが、結構、おいしかったですよ。ピザとスパゲティのランチを食べましたが、田舎を見くびってはいけません。野菜たっぷりで、なかなかのものでした。

気をよくして、12時7分の北条駅行き(これしかない)に乗車。お客さんは、高級そうなカメラを抱えた年輩の方がメインですね。おっと、ぼくたち夫婦も、そう見られていますよ。運転手さんは、女性のかた、となりには、お猿のぬいぐるみの助手の運転手さんがいます。

出発進行!

これからは、景色を楽しんで下さい。途中、「撮りテツ」もチラホラ。



法華駅には、駅舎にパン屋さんがあり、名物のボラティア駅長さんがいるらしいです。そうこうしているうちに、もう、北条駅。運賃は、降りるときに、片道410円。15分ぐらいで、帰りの電車が発車するので、北条駅だけみて、粟生駅にとんぼ返りです。

なんとも、せわしない「ぶらり、北条鉄道」でしたが、往復の車窓から眺めは、春の景色がいっぱいで、短い、みじかい、ショートの旅を満喫できました。

また、行こうっと!