それは、突然、起こりました・・・

tetu-eng2017-02-26



細君が東京に行っている留守中の出来事です。

それは、突然、起こりました。

火曜日の朝、5時ごろ、トイレに行った後、なんとなく、足の裏に、何かを、感じたのです。そのときは、そのまま、ベッドにもぐり、まどろみの世界に入りました。

6時20分、起床。トイレに行って、ふと、廊下に小さな黒い物体を認識しました。(あれ・・・、なんだろう)物体は親指ぐらいの大きさで、3個。廊下の電気をつけて、確認すると、相棒の排泄物でした。(えっ・・・どうしたんだろう)こんなことは、最近は、なかったのに・・・?ぼくの部屋のベッド(相棒の)で寝ている彼を見ると、ぼんやりしています。

早速、トイレットペーパーで、排泄物を拾い上げて、トイレに流し、廊下を除菌します。と・・・・さらに、よく見ると、あちらこちらに、相棒の吐瀉物(ほとんど粘着性のある液体)を確認しました。(ありゃりゃ・・・消化不良かな?)ただちに、これらの汚物もウエット・ペーパーでふき取り、除菌しました。

相棒を見ると、なんだか、ふらつきながら、こそこそと別の部屋に逃げていきます。(あっ、罰が悪くて、逃げ出した・・・)と、そのときは、思いました。そのまま、相棒を抱えて、朝の散歩(排尿・排便のため)に連れ出します。でも何だか変??首を斜めに傾げて、フラフラしています。犬特有のブルブルと身体を震わそうとしますが、うまくできません。そこで、ぼくは、相棒の身体の異変を感じました。

すぐに、細君に電話をして、相棒がおかしいことを報告。9時から病院が開くから、病院へ連れて行くように指示を受けました。

とりあえず、家に戻って、リビング・ダイニングに入ると、仰天。相棒のゲージの前には、昨夜のドックフードが、すべて吐瀉物となっていました。さらには、あちらこちらに、胃液を吐いたと思われる黄色いシミが残っています。(やれ・・・やれ・・・)相棒の異常な状態を見ると、怒ることもできず、家の中を、確認しながら、掃除と除菌です。

そういえば、昨夜、いつもなら、ぼくのベッドの横で、自分のベッドに入り込んで寝ているのに、なんだか、家の中を、コツコツと歩き回っていたようです。彼は、そのときから、あちらこちらに吐きまくっていたのです。ぼくは、すっかり、寝入っていたので、そのことに気がつきませんでした。

9時に、かかりつけ医に診てもらうと、すぐに、「めまいですね」「目がぐるぐる回っています」「首が傾いています」「典型的な症状です」正式には前庭神経炎という病名らしいです。「安静にしていれば治ると思います」「吐き気止めの注射をします」「お薬も処方しますが、エサは食べないと思いますので、無理して飲ませなくてもイイです」「なんせ、グルグル、目が回っているので・・・」ということで、命にかかわる病気ではないことが確認できたので一安心です。

それから、5日間、彼は、まだ、食事をしません。もう、目は回っていないようですが、食べることを忘れてしまったのでしょうか?今、ペースト状の高カロリーのエサを、口の中に押し込むようにして、食べさせています。早く、今までどおり、エサを食べるようになって欲しいのですが・・・・?14歳・・・人間に例えると72歳らしいです。高齢化すると、予期せぬことが突然に起こります。犬も人も、同じですね。