ぶらり・・・黒川温泉

ぶらり・・・黒川温泉

f:id:tetu-eng:20190901142903j:plain

兵庫県の朝来・・・黒川温泉って知っていますか?大分県の黒川温泉は、今はどうだか知りませんが、ちょっと前には、予約が取れない温泉で有名でした。そのブームの少し前に、別府・湯布院・黒川温泉方面に行ったことがあります。もう、20年以上も前のお話です。ところが、朝来に黒川温泉という「秘湯 美人の湯」があることを新聞で知りました。そこで、温泉好きの夫婦としては、是非、行ってみようということになりました。

グーグルマップで経路を調べてみると、わが家から現道を走っても1時間50分程度とのこと。なんだ、近いじゃん!そこで、いつものように、急遽、黒川温泉に行くために出発進行。車は、ひたすら175号線を北上。三木市・小野市・加東市を通過。ここまでは、中国道の滝野社ICがあるので、山陽道が未開通のときは、よく利用していました。ここから先は、未知の世界。

175号から分岐して427号にはいると、西脇市を通過して、だんだん景色が寂しくなってきます。多可町までくると、完全に田畑と山の世界です。青垣町から429号に分岐。いよいよ道は険しくなってきます。最大の難所は青垣峠。三桁国道ですが、2車線の道路から1車線の道路に道が狭まります。右手は山、左手は沢。対向車が来たらどうしようもない。

っと思っていたら、来ちゃいましたよ。こういった場合、たしか「上り優先」。したがって、ぼくが上りだったので優先。相手も、それを承知したかどうか?すれ違える位置までバックし始めました。「ありがとう!」実は、ぼくは、バックで下がる自信がなかったのです。一歩間違えれば、沢に転落しそうなのだから。

そうこうしているうちに、漸く、生野町にはいって、すぐに「黒川温泉」の看板。「黒川温泉」は、小さな日帰り温泉施設でした。ただ、すぐ近くに「黒川ダム」があり、その石垣が、すぐ近くに見えます。これ、決壊したらアウトだね。温泉に入る前に、名物の「シカカツ定食」をいただきました。肉は柔らかいのですが、うむ・・・・。

温泉は、内風呂と露天風呂の二つだけ。しかも、露天風呂には、自然豊かなため「アブ」が飛んでいて、アブなくてゆっくり浸かっていられない状況。泉質は、普通のアルカリ泉。とくに、特徴もなく、さっぱりしたお湯でした。

帰りも、同じルート。途中で、「道の駅 杉原紙の里・多可」に立ち寄りましたが、うむ、ここ来たことがある?って、ことはこのルートは走ったことがあるってこと。そうだ、生野銀山に行った帰りに、このルートを走っていたのです。そう、それは、30年以上前のことでした。

「バカじゃない!」(細君より)