ぶらり、「石切さん」

ぶらり、「石切さん

ぶらり、と、「石切さん」に行ってきました。

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その前に、お役たち情報を「男性のトイレの使い方について」・・・TV情報。男性は、小用をするとき、立ってすませますが、これが、トイレを汚す原因らしいです。便器内、床、壁に水滴が飛び散り、トイレのにおいの原因となっているらしいです。


そこで、奥様方の要望として、男性も、便器に座って用を足すこと。この要望に対して、男性陣からは、座って用を足すと残尿感が残るとの意見。これが医学的に正しいかどうかは不明。


そこで、提案として、事前に、テッシュペーパを丸めて水だまりに置いて、それを目がけて用を足すと、ほとんど、飛び散らないとのこと。これは、トイレメーカーで実験済み。早速、細君から「そうするように!」とのご下命があり。現在、実践中。世の男性方も、試してみてください。家庭の平和のために。


余談は以上です。


東大阪市にある石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)にお参りに行きました。


何故か?


NHKBSプレミアムで、「贋作男はつらいよ」が、4回シリーズで放映されたのは、ご存知ですか?その舞台が、「石切さん」です。ストーリーは、本家「男はつらいよ」とほぼ同じ、山田洋次監督も、同じ。舞台が、柴又ではなく、「石切さん」でした。


柴又帝釈天(通称「帝釈さん」)は、日蓮宗のお寺ですが、「石切さん」は、神社。この違いはあります。細君の実家が、「帝釈さん」の近くなので(実家に行くには、帝釈さんの参道を通っていきます)、もちろん、「とらや」(「高木屋」)の草団子を食べたこともあります。

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石切さん」は、「帝釈さん」の参道ほど大きくはありませんが、生駒山の中腹に約1キロ程度のやや急な坂に張り付くような参道があります。そういった雰囲気では、スモール柴又という感じですね、電車も、近鉄の「石切駅」と京成の「柴又駅」、いずれも小さな駅です。


ただし、「石切さん」には、うなぎ屋がありませんが、「帝釈さん」は、側に江戸川があるので、昔から、川魚料理が盛んでした。とくに、「川甚」のウナギは絶品。むかし、ぼくの友人のI原くんにご馳走したら、いまでも、あのウナギはうまかったと懐かしんでいます。「川甚」は、夏目漱石の「彼岸過迄」にも登場するのだから、明治からの老舗です。という看板が、京成「柴又駅」のホームにありました。


石切さん」に話を戻すと、「石切さん」は、「お百度参り」が有名らしいです。本殿の前に、お百度石が二つ、12~3mの間隔でしょうか。20名ぐらいの参拝客が、ぐるぐると行き来していたので、ぼくも、参加しました。回り始めて気が付きましたが、1周1分として100分。「えっ、(暗算すると、距離に換算して約2.5k)」でも、参加した以上、止めるわけにはいかないので、ひたすら、家族の健康を祈念しながら黙々と回りました。


そのときのアイテムが、「お百度ひも」です。一回りするたびに「ひも」を折って、お祈りをします。こうすれば、数え間違いなし。さいごは、「お百度ひも」を奉納して、完了です。初めての経験でした。

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石切さん」の参道を生駒山に向けて歩いていく(上っていく)と、大阪市街地が一望出来て、晴れて日には、眺め良好です。是非、石切さん参りをお薦めします。お百度参りもね。