「競馬どんぶり」

「競馬どんぶり」

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久しぶりに、マクドナルドのドライブスルーに入りました。何をどうしていいのか、解らなかったのですが、親切な誘導で、モタモタと注文をして、無事、商品を受け取ることができました。


若い人は、できないことが、どんどん出来るようになる。歳よりは、できていたことが、どんどん出来なくなる。とは、自虐ネタです。


注文したのは、マックバーガー、チーズバーガー、ポテト、マックシェイク(バニラ)・・・昔からの定番。お代は、500円のワンコインです。もちろん、お持ち帰りで、自宅で、トマトのスライスとレタスをトッピングします。Um. It’s delicious.
さて、先週、競馬のことを書いたので、悪乗りして、つづきを書きます。


ぼくの競馬のバイブルは、「競馬どんぶり」(浅田次郎 幻冬舎アウトロー文庫 平成12年発行)でした。話はそれますが、幻冬舎アウトロー文庫って、すごいネーミングだと思いませんか?事実、反社会的勢力の小説や官能小説がメインですが、浅田次郎さんが、この文庫から数冊出しているうちの一冊が「競馬どんぶり」です。


浅田次郎って、ご存知ですよね。「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞を受賞して、「壬生義士伝」「黒書院の六兵衛」など、最近は、「大名倒産」など、とにかく、精力的に出版されている人気作家です。そのお方、無類の競馬好きであることは有名です。

『まさに競馬は熟慮型のギャンブルですね。
そういう意味では麻雀とすごく対照的です。麻雀は待ってくれないから。
だから同じギャンブルでも、麻雀がうまい=競馬がうまいとは言えない。麻雀で使う脳みそと競馬で使う脳みそは明らかに違います。麻雀というのは瞬間的な判断力、要するにシャープなヤツに向いているギャンブルです。
競馬にシャープさは全く必要ない。競馬はじっくりと、あらゆるファクターを考える熟慮型の人間が向いている。』

 
ぼくは、若い時は、麻雀も競馬も、両刀使いでした。「向いている」という意味が「勝つ」という意味であれば、ぼくは、両方とも向いていなかったようです。いったい、どれだけ、負けたか?考えると恐ろしくなります。

『勝って初めて、競馬をやって良かったなと言えるんです。
競馬が好きだ好きだって言いながら、負ける競馬はただの苦労だよ。勝って初めて面白いんだから。
当たった競馬っていうのは、嬉しんだよ。あの充足感のためだけに行っているんだから。負けるために行っているわけじゃないんだから。
負けてもなお面白い競馬なんてあるはずは、ない。』


それは、ギャンブルは、すべて共通でしょう。好き好んで負けるのを喜ぶもの好きはいないでしょうね。


さて、そこで、秋のG1シーズンに向けて、ぼくからの分析です。


春のG1では、全9レースで1番人気が、1着7回、2着2回と、すべて連に絡んでいます。そこで、仮に。1番人気の馬を軸にして、6番人気までを馬単マルチで10点、1000円、購入すると、どうなったか?投資額9000円で払い戻し6440円。きっちり、JRAの取り分は収めていました。


ただし、当たりが5回なので、なんとなく当たった感はあります。外れたレースは、いずれも高配当で、穴馬探しが決め手です・・・が、これが、難しい。


そこで、秋への提言ですが、今の競馬、とくにG1レースでは、強い馬が実力をいかんなく発揮しています。とくに、3歳牡馬コントレイルと3歳牝馬デアリングタクトは、無敗の三冠馬となる可能性があります。そして、アーモンドアイという絶対王者もいます。ということで、引き続き、1番人気の馬を軸に5番人気までの馬単マルチ+穴馬2頭をチョイスして勝負する。これで、JRAの取り分を奪取して、上積みを図りましょう。


考え方が、堅実ですね。ぼくは、ギャンブルには向いていないようです。