ぶらり、「洛北・・・一乗寺」
「けいぶん社 一乗寺店」 「世界で一番美しい十の書店」(イギリス ガーディアン紙)に掲載された書店。本好きには、有名な書店とのこと。
コロナが落ち着いているときに、県外に進出。まだ、紅葉には早いが、いつどうなるか予想がつかないコロナくん。
ということで、洛北・・・一乗寺に行ってきました。
清水寺も、三十三間堂も、八坂神社も、通過して、白川通・・・叡山電鉄の一乗寺近辺。京都芸大の先、ここが本日の先ずの目的地、「狸谷山不動院」。ごらんのとおり、狸の置物がいっぱい。山深い洞窟に鎮座する不動明王さまへ参拝。怖いお顔をしていました。
山を下りて、すぐに、詩仙堂。ここには、中国の唐などの時代の36歌仙の肖像画と漢詩が飾られています。たぶん、レプリカ。座敷に座って、お庭を鑑賞しますが、まだ、紅葉には早くて、観光客はまばら。
そのおとなりは、かの有名な「一乗寺下がり松の決闘」の地、八大神社。なぜか、中村錦之助(宮本武蔵)、高倉健(佐々木小次郎)の映画ポスター・・・これ、巌流島の決闘では。
一乗寺は、なぜか、ラーメン屋さんが多い。昼食は、ラーメン激戦区でラーメン。
昼食後
今日の本命・・・・ジャジャジャジャーン「けいぶん社 一乗寺店」
ただの本屋さんでは、ありません。4月にこのブログで紹介した小説(京都本)、「京都一乗寺 美しい書店のある街で」の舞台です。この本を読んだときから、一度、行ってみたいと思いながら、コロナ禍のため、県外進出を自粛していました。
この本屋さん、三階建ての横長の建物の1階にありますが、本屋エリアと雑貨エリア、そして、裏にカルチャーエリアと、大きく三ブロックに分かれています。
メインの本屋エリアは、本の配列に特徴があります。普通は、単行本、文庫本(出版社割)、マンガ、子供本などのジャンル分けですが、ここは、テーマ別です。たとえば、山の本、旅の本、犬の本、料理の本・・・。
このテーマで、小説、ハウツー、写真、絵画・・・なんでも、ごった煮に状態。そのため、書棚名は、整然と並んでいるのではなく、凹凸しています。このカオス状態が、なんとなく、癒される雰囲気・・・。
お客さんは、本を目当てと言うより、本屋さんを目当てに来ている・・ぼくも、そうですが、・・・。結局、本は買わずに、目的の達成に満足しました。
まだ、夕方まで、時間があったので、上賀茂神社を参拝。ここも、観光客はまばら。周囲のお店も締まっており、まだまだ。コロナ前に戻るには、時間がかかりそうです。今のうちに、次は、貴船の方に進出してみようと野心満々。