つぶやき、お習字の筆のお手入れ方法
坂越「暖木」 「暖木」と書いて「のんき」と読ませる。お店の名前を見たとき、「だんき」って読みましたが、いい当て字ですね。ふつうは、「暢気」または「呑気」ですが、「暖木」でも、意味が何となく通じます。あっ、これ、古民家を利用したカフェ・レストランです。
今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。
さて、読書雑感を書こうかなと思いましたが、今週、すぐに、お伝えしたいことがあって、「つぶやき」にしました。
2019年10月から、お習字を始めて2年半前。練習後の筆は、洗面台で墨を洗い流す程度でした。
ところが、最近、書いている途中で、筆の穂先が二つに割れるようになりました。墨の含みが少ないのかなと思って、墨を含ませても、すぐに、二つに割れます。さて、筆が、もう寿命かなと思って、
「YouTube」 で、「筆」、「割れる」と、word を入力。困ったときの「YouTube」。早速、いくつか記事がありました。とにかく、大概の「howto」 は、「YouTube」が解決してくれます。
その教えてくれた方法は、
筆の穂先の割れは、筆の穂の根元が固くなって「しこり」になっているのが原因。それは、そこに墨が固まっているとのこと。その墨を除去することにより、ある程度、解決するとのこと。
そこで、洗面台にお湯を張って、筆の穂の根元を指でもみほぐしました。すると、きれいに洗ったつもりでしたが、墨が溶けでてくるわ、くるわ。いくらやってもキリがないくらい出てきます。
おおむね、10分ぐらい、作業を続けると、筆の根元の「しこり」がなくなり、筆の軸から穂先までがスッキリしました。おまけに、シャンプーで洗うと、もっと、スッキリするかも。
さて、これで乾かして、どうなるか?自然乾燥するのが待ちきれずに、ドライヤーで強制乾燥。なんだか、穂がぐちゃになりましたが、墨を含ませればOK。まるで、新品のように復活しました。
さっそく、試しに書いてみたら、GOOD!穂先も割れずに、筆の穂の中に残留した墨の粒子がきれいに洗い流されて、筆の動きがスムーズになりました。
ただし、指が真っ黒になって、なかなか落ちません。さらに、残念ながら、腕前は、そのままです。
おかげで、筆を新調しなくて済みました。年金生活は、「清く」「正しく」「貧しく」が信条です。物は、大事にしなくては・・・そして、手をかけてお手入れすることが大事です。
なお、あまり強くすると穂が抜けてしまうことがあるので要注意。