天皇賞(秋)

アラカシ

天皇賞(秋)
昨日、公園で団栗の実をみながら団栗の木なるものがあるか否かについて、小生は、「団栗はどんぐりという木に実るものではなかろうか?」といい、細君は、「あら、でもこの木には、アラカシと書いてあるわよ。」と団栗の実のなっている木の名板を指して怪訝そうに小生を見返した。小生は、「そうかい。」と指された名板を確認に近寄る。細君の言うとおり名板には「アラカシ」と書いてあった。
小生は、今が今まで団栗はどんぐりの木の実と思い込んでいた。「おかしいな?帰ったらネットで調べてみよう。」「じゃあ、あの木も、その木も、あれも、これも、団栗の実がなっているが、アラカシの木なのだろうか?」ついには、細君は、「この実は団栗ではないのじゃないのかしら?」と言いだす。小生は、「いや、団栗は団栗だよ。」
帰宅後、早速、パソコンを開いて不可解なる「団栗」を調べる。さても、「ドングリ(団栗)は、ブナ科のクヌギ、ナラ、カシ、カシワなどの果実(正確には種子ではない)の総称で、狭義にはクヌギの果実を指す。」と判明した。早速、細君にどんぐりの秘密を伝えると、ただ、「フ〜ン、そうなんだ。」という答えが返ってきました。
と言うことで、今まで、団栗の木なるものが世の中に存在するものとばかり思っていた、自分の浅薄さに恥ずかしくなるとともに、この年になって、また、新しい事実を知ることができました。
さて、本日は、いよいよ秋の天皇賞です。今年の有力馬が参戦し、面白いレースが期待できます。その中で、不満なのは、メイショウサムソンが騎手乗り替わりで、武豊が騎乗すると言うことです。苦労人石橋守が、今まで騎乗して、皐月賞、ダービー、春の天皇賞を小倉出の馬が制してきたのに、凱旋門に行くために武豊に騎乗を依頼し、馬インフルエンザのごたごたで結局は凱旋門には行けずに、ジョッキーも武豊から変更せずに秋の天皇賞に出走する。メイショウサムソンには、悪いけれども、1番人気の馬だけど、この経緯を面白く思っていない頑固な競馬の1ファンとしては、意地でもメイショウサムソンには投票できない。
そこで、私は、毎日王冠3着のダイワメジャーを押す。秋華賞を制したダイワスカーレットの兄が、妹に続いて天皇賞を制するというドラマに期待したいと思います。その他は、やはり、京都大賞典2着のホップロックはペリエに乗り替わって不気味、宝塚記念1着のアドマイヤームーンは、この距離のスペシャリスト、オールカマ1着のマツリダゴッホは、高速競馬になればチャンスあり、毎日王冠1着のチョウサンは、初めてのG1挑戦。さて、どの馬が、2000mの秋の天皇賞を制するか?
(ここまでは、午後2時のブログです)
メイショウサムソン好スタートから絶好の位置取りで4角を回って直線では、一番いい馬場状態の内側を気持ちよく伸びて、結果は2着に大差を開けて春・秋の連覇となりました。ダイワ、アドマイヤ共に直線外の緩い馬場に出して、直線で伸びずに惨敗。石橋をメイショウに乗せてやりたかった。
競馬は、意地や情を出したらだめですね。