2020-01-01から1年間の記事一覧
「定年から始める男の手料理」 北連一 実業之日本社 2007年9月20日初版 2020年(令和2年)も、いよいよ、年越しです。何もしなくても、時は、過ぎていき、また、ひとつ年を取っていきます。もう、取りたくないのに、そんなお願いは、神様も、仏…
ぶらり・・・須磨水族園 またまた、競馬の話で恐縮です。今年は、コロナ禍で、無観客競馬などで異例の中央競馬ですが、またまた、とんでもない記録がでました。 先週のG1レース。阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝馬)で、白毛のお嬢さんが一着入選。…
「ヴィオラ母さん」 ヤマザキマリ 文藝春秋 2020年10月25日第7刷発行 6時、起床。散歩に出かけて、6時半帰宅。自分の部屋で、7時過ぎまで、新聞を読む。日経新聞の「私の履歴書」、新聞小説の「ミチクサ先生(伊集院静)」は絶対の日課。 7時過…
「五体字典」 鈴木香雨 文海堂 昭和45年12月30日発行 ぼくが、お習字を始めたことは、ブログに書きました。 早いもので、もう、1年が過ぎました。すぐに飽きるかと思いましたが、他に、特別、やることもないので今日まで、続いています。が、最近は、…
「スパイの妻」 行成 薫 講談社文庫 2020年10月7日第4刷発行 巻頭の写真、どこか不思議だと思いませんか? よ~く、見てください。 わかりましたか? そうです。この写真、部屋の中から、黒く磨き上げられた座卓に、スマホをセットして、外のお庭と…
「文藝春秋」が面白くない R175を北上していくと(最近、R175マニアかな?)、思わぬ出会いがあります。 先日、西脇でのランチのあと、細君の要望で、ご朱印収集のため、柏原(かいばら)八幡宮まで、足を延ばしました。ここ、西脇からR175から…
「君が夏を走らせる」 瀬尾まいこ 新潮文庫 令和2年7月1日初版発行 また、また、コロナが流行しだしました。第三波。兵庫県の感染者も、更新、更新の連続です。100人超は、もうすぐです。そうならなければいいですが・・・。毎日の情報番組は、また、…
「あやつられ文楽鑑賞」 三浦しをん 双葉文庫 2011年9月18日初版発行 And the dreams that you dare to dream Really do come true 「OVER THE RAINBOW」のフレーズ。日本語訳は、ご自由に。 For autumn, it is the evening that is most beautiful. …
「ホワイトラビット」 伊坂幸太郎 新潮文庫 令和2年7月日初版発行 先週、歴史的瞬間に立ち会いました。 興味のない人は、スルーしてください。競馬の話です。 先々週、秋華賞(むかしは、エリザベス女王杯だった。)で無敗の三冠牝馬(桜花賞、オークス、…
2020年度 輝け☆須磨オヤジ塾 顛末記 9月の或る日、テニスへの行き路。車で「ラジオ関西」の番組を聴いていました。その番組の中で、ある企画のコーディネーターのインタビューがながれました。 車の中で聴いていて、「これ!面白そうだな!」と思って、…
「おら おらで ひとりいぐも」 若竹千佐子 河出文庫 2020年6月30日初版発行 はい、誕生日を迎えて、67歳になりました。体組成計にのったら、しっかりと前日までの「66」の表示が「67」になっていました。あ~、体組成計に、また、ひとつ年を取…
「寂聴 般若心経 生きるとは」 瀬戸内寂聴 中公文庫 1991年10月10日初版発行 2017年7月15日第24刷発行 ぼくが、毎週、太山寺の別院の龍象院で坐禅をしているのは、何回も、ブログに書いているのでご存知のとおりです。30分ぐらいの坐禅で…
「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ 文春文庫 2020年9月10日第1刷発行 「なんてこった!」 ぼくの怒りの行き先は、ドコモ、ゆうちょ銀行、です。 その発端は、マイナポイント。ぼくは、決済サービスとしてD払いのチャージをマイナポイントの…
ぶらり・・・黒井城址へ 世間では・・・シルバーウィークといっても、無所属のぼくには、「そんなの関係ない」(古いね)。「GO TO トラベル」といっても、「そんなの関係ない」。 いずれも、日々、粉骨砕身、労働をされている皆さまのためのシステムでしょ…
「たゆたえども沈まず」 原田マハ 幻冬舎文庫 令和2年4月10日初版発行 1年ぶりに尾道に出張。と言うか、もう、1年が過ぎてしまったか? 「海が見える。海が見える。尾道の海が見える。」午前中は、サウナに入っているような蒸し暑さで、早く、雨が降ら…
ぶらり・・・吉備津神社へ 相棒が永眠して、2週間が過ぎました。 寂しさの気晴らしに、岡山方面へドライブ。長距離ドライブは、コロナ禍で久しぶりです。相棒が元気な時は、同乗して、あっちこっちと行ったのですが、車酔いをするようになって、お留守番が…
相棒、永眠する その日(8月31日)、「西神そごう」が、29年の歴史に幕を閉じました。 西神中央からデパートがなくなり、駅前は、人通りも少なく、淋しくなりました。 デパートは、ぼくたちにとっては、街のステータスです。昔、下関大丸の屋上には、遊…
「破局」 遠野 遥 文藝春秋9月特別号 暑い!熱い! 週末、車の温度計の外気温が37℃となった。こんな経験は、初めてです。長く生きていると、暑い夏には、遭遇するし、コロナには、遭遇するし、今年は、いいことなしですね。早く、来年になって、いい年に…
「首里の馬」 高山 羽根子 文藝春秋9月特別号 相棒(ダックスフンド オス 17歳6月)、誤嚥性肺炎になって、瀕死の状態であることは、このブログでも紹介しました。もう、旅立ったと思っている方もいるかもしれませんが、どっこい、彼は、頑張っています…
Oji Zoo 猛暑、酷暑、灼熱の太陽、どの言葉が当てはまるのか?長梅雨のあとは、とんでもない夏がやってきました。 そんなときに、「Oji Zoo」 たまたま、灘での用事を済ませて時間があったので、王子動物公園に立ち寄りました。長い間、神戸に住…
「ビブリア古書堂の事件手帖 Ⅱ ~扉子と空白の時~」 三上 延 メディアワークス文庫 2020年7月22日初版発行 シルバー人材センターからオファがありました。昨年と同じ、とあるマンションの散水です。1年間、音沙汰がなかったのですが、忘れられてい…
ぼくは、ペットが、シックで、ちょっとブルー 「GO TO トラベル」と政府は、気をつけて観光を楽しみましょう・・・と言われても、現下の状況では、重症化しやすい高齢者は、二の足を踏んでしまいます。そのため、スケッチのモチーフに苦労していましたが、近…
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ 新潮社 2019年6月20日発行 第2波の到来か、いや第1波の揺り戻しか、って、どうちらでもいいです。コロナを克服したと気を緩めた人類に、甘く見るなよと、再び、襲い掛かってきた…
「銀河鉄道の父」 門井慶喜 講談社文庫 2020年4月15日初版発行 「そごう西神」の閉店(8月末)まで、あと、2か月です。神戸市営地下鉄の起終点駅、西神ニュータウンの中心。デパートがなくなるのは、とても、淋しいですね。それなら、住民がもっと…
梅ジュース 突然ですが、新潟の友人から、梅の実が送られてきました。「藤五郎」という新潟の梅のブランドらしいです。なぜ、うむ~?いわく、梅ジュースをつくって、それを愛飲して、暑い夏を乗り切れとのメッセージです。 この時期、スーパーに行くと、入…
あれから・・・ あれから、1年。 「あれから」とは、ぼくが、無所属になってから、という意味です。いろいろな環境の変化で、あれやこれやと、悪あがきをしたので、その間、時間の流れを遅く感じたこともありました。とくに、昨年の7月、8月は、長かった…
「じっと手を見る」窪美澄幻冬舎文庫令和2年4月10日初版発行 人の顔を描くのは、難しいです。山藤章二の「似顔絵」(岩波新書)によると、「似せて描こうとする場合、何が一番ポイントかというと、ふつうはヘアスタイルなんです。顔といいながら、目でも…
「競馬どんぶり」 久しぶりに、マクドナルドのドライブスルーに入りました。何をどうしていいのか、解らなかったのですが、親切な誘導で、モタモタと注文をして、無事、商品を受け取ることができました。 若い人は、できないことが、どんどん出来るようにな…
「良寛」水上 勉中公文庫2019年5月25日改訂6刷 先週、安田記念で、絶対人気のアーモンドアイ(5歳・牝馬)が負けました。単勝人気1.3倍。当然、アーモンドアイの一着固定で、馬単で勝負。結果は、残念! 最近、競馬のことを書いたことがありませ…
「路(リウ)」吉田修一文春文庫2020年1月20日第4刷 緊急事態宣言が解除されて、学校が試運転で始まりました。子供たちの姿が公園から消え、以前の静かな朝の公園が戻ってきました。 ぼくは、図書館の自習室が閉鎖されたままなので、新しい日常生活…