携帯電話機種交換

D704

■携帯電話機種交換
テニスから帰宅して、入浴中に、ふと、『そうだ、小生の携帯電話は、まだ、ムーバだった。そう言えば、やがてフォーマにすべて変更されるって言ってたっけ!それに、携帯電話の電話機の値段が高くなるのは、何時だっけ!』といったような事を、唐突に思い出しました。思い出すと気になって、半身浴で温まって浴槽の掃除をしながら湯を抜き、浴室から出て、リビングに行くなり、細君に、「昼食を済ませたら、ドコモに機種変更に行くよ!」と、これも唐突に声をかける。
細君は、昼食のスパゲッテイーの用意をしながら、「何に!そうね。パパのは、まだ、ムーバだったわね。」と返事が返ってきました。そうなんです。家族の中で、小生だけが、今だにムーバだったのです。3年前に機種交換して、日進月歩の携帯電話の世界で、縄文土器を使用しているようなものなのです。ムーバとフォーマの違いは、詳しくは、いや、ほとんど知りませんが、何だか、そんな気がしていました。
昼食後、早速、細君と近くのドコモショップへ向かいます。携帯電話のショーコーナーに並ぶ各メーカーの機種を見ながら、担当の方と品選びをしますが、結局は、D704に決定。結局と言うのは、前の機種がD253なので、使い勝手がよさそうだと言うのが最大の理由です。D905が、最新機種ですが、お値段を見てびっくりです。『5万6千円は、高いじゃろう。』と心のうちで値踏みします。もうすでに、電話機の値段を上げて、通話料を下げるという営業が始まっていたのです。「ちっとも、知らなかった。フォーマであれば、古い機種でいいよ。どうせ、ほとんど使わないし、待ち受けがほとんどだも。」小生の営業に対するささやかな抵抗。事実、携帯電話の使用は、1日のうち、細君への帰宅の連絡だけで、あとは、何かの時のときのための通信手段いわば自前の公衆電話を持ち歩いているようなものなのです。
機種が決まったところで、カウンターで担当者からの説明が始まりました。ほとんど、説明の内容が理解できませんが、「サービスポイントが1万円ほど溜まっていますが、すべて使いますか?」というラッキーな問いかけ、細君が、「使ったら、使わないと息子に使われるよ。」とのありがたいアドバス。1も2もなく「全部、使います。」
そのあとが、また、また、意味不明な担当者の発言。「オプションサービスiパックに加入すると、千円割引きとなりますが、加入しないと3千6百円が加算されます。このサービスは、明日、解約しても結構です。」小生は、怪訝な顔をして、「何、それ!」担当者は、「・・・・・(説明の内容、理解できず)」小生は、さらに怪訝な顔をして、「何だか、解らないものは、いいから!」横で聞いていた冷静なる細君、「えっ、3千6百円高くなるのよ。」小生、「うむ、じゃ、それでいいよ。」担当者、「ありがとうございます。」何が、ありがたいのか、さっぱり、解らないが、先方がありがたがっているのだし、割引もあるのなら、それで八方丸く収まるのなら、それで結構なことなのだろう。結局、1万5千円の値札の機種を5千円で購入して、とりあえず、小生、ご満悦で帰宅しました。
平成7年ごろPHSを友人の紹介で、新しいものうれしさに購入して以来、職務携帯を持たされ、その後、平成10年に単身赴任する時、自前の携帯電話を購入しました。持ち歩き電話は、比較的、人より早くに持ち始めましたが、遂に、時代の流れに付いて行けなくなりつつある自分に、がっかりした今日でした。