■よく降る雪にワン公は喜ばない
昨日は、関西は、朝からの雪で、大阪では、11年ぶりの5センチの積雪を記録したそうです。私の住んでいる神戸でも、朝、目を覚ますと、少し、小雪がちらついていました。
「ねえ、雪が降ってるよ。」
休日は、細君より私の方が起きるのが早いので、まだ、ベッドで寝ている細君に声をかけました。
「えっ、雪が降ってるの?」
「うん、積るような感じではないけれどね。」
と、会話を交わしながら、私は、着替えを済ませ、相棒のワン公の散歩に出かけようとします。ところが、ワン公が、ガスストーブの前から動きません。
「おい、おい、散歩に行くよ。」
何時もなら、私が、ジャンパーのチャックを上げる音のみで反応して、すぐに、駆け寄ってくるワン公が、ぐずっています。
「早く、行かないと、置いてかれるよ。」と、細君がワン公を急かせて、ワン公、漸く、腰を上げて、玄関で待っている私の所まで、のそり、のそり、と歩みを進めてきました。
「まったく、まだ、4歳なのに、しっかりしなさい。」細君のお叱りを、背中に受けて、私と相棒は、朝の散歩へ出かけます。
外に出ると、先ほどより雪は激しくなり、ワン公の茶色の頭の上に雪が白い水玉模様を作り出しました。ワン公は、大も小も済ますべきものは、きちんと済ませると、もう、帰ろうと、家の方向にまわれ右です。そんな、ワン公を励ましながら、とりあえず、公園を1周して、帰宅。何時ものように、ワン公の足を拭いて、「さあ、OKだよ。」と声をかけると、ワン公、すかさず、ガスストーブの前に陣取り、温風に吹かれて気持よさそうに温まっています。床暖房に慣れた我が家のワン公は、どうも、寒さに弱い犬族となってしまったようです。
私は、食事を済ませ、雪も小ぶりになったので、西神テニスコートに出かけてみると、この天気にもかかわらず、5人も集合。1時間ほど、テニスの練習に根性を出しましたが、雪は、徐々に本降りとなり、すでに、テニスコートは、緑の絨毯から白い絨毯に変わってしまいました。そこで、「これ以上は、危ないよね。」の良識ある者のご意見により、テニスは、練習試合にメニューが進むことなく中止。
西神テニスコートがダメなら、三木の協同学苑テニススクールの屋内コートがある。私は、大雪の中、三木まで車を走らせ、テニススクールで、レッスンを受け、お昼過ぎ頃に帰宅。そのころには、雪は、ボタン雪となり、地表に舞い降りると、すぐに、溶けてしまう雪質に変わってしまいました。
ちなみに、土曜日は、京都競馬は、積雪のため、3R以降を月曜日に「続行競馬」となりました。日曜日は、何時降ったのか知る由もありませんが、東京競馬が、積雪のため中止となり、月曜日に「代替競馬」となりました。
必要のない蘊蓄ですが、「続行競馬」とは、勝ち馬投票券の発売後の中止の場合に、60日以内に払い戻しをして、3R以降は、再度、出馬表を改めて、出馬投票のやり直しを行うことです。「代替競馬」とは、勝ち馬投票券の発売前の中止の場合に、同じ出馬表で出馬投票を行うことです。詳しくは、JRAのHPを参照してください。
いずれにしても、月曜日も競馬を楽しむことができますが、テレビ放映がないのが残念です。