Dandy-papaの競馬展望(2009年第10号)

公園から

もう秋の天皇賞です。昨年、いつものスナックA奈で、いつもの仲間たちと、「競馬は確率だよ。」「だから、牝馬は、天皇賞は勝てない。」「ウオッカダイワスカーレットはこないね。」なんて話していたのが昨日のようです。昨年の結果は、今も、記憶に残る名レースでした。1着ウオッカ牝馬)、2着ダイワスカーレット牝馬)。着差は、わずか2cmという信じられない結果でした。3着デイープスカイ(牡馬)。このうち、ダイワとデイープは引退。いまや、「牝馬はこない」というレースはないのです。ウオッカは、ダービーでも天皇賞でも、競馬の歴史を塗り替えてきたのです。
今年の秋の天皇賞2連覇を目指すウオッカ武豊。昨年同様、毎日王冠を2着でならし運転。どう見ても、死角なし。問題は、この女帝以外の「ふがいなき牡馬たち」のうち、どの馬が、相手になるかということです。G1馬が9頭も出走する激戦ですが、4歳牡馬からオウケンブルースリとキャプテントウーレを指名します。

『◎ウオッカ:説明不要
 ○オウケンブルースリ菊花賞馬、京都大賞典で見事復活
 ▲キャプテントウーレ:何といっても皐月賞
 △マツリダゴッホ:左回りの府中は、無理かもしれないが、この馬は、好きな馬なので?
 馬券は、ウオッカを1着軸に、馬単流しの3点でOKです。』

<競争結果>
バックストレッチを走るウオッカが、中段より後ろにつけて、武豊は、スタートからの位置取りに失敗する。これが、結局、3、4コーナーで馬ごみに巻き込まれ、直線で抜け出すのに苦労する結果となった。直線で、どうにか抜け出すが、その時には、カンパニーは、ウオッカの前を切れ脚鋭く、ゴールを目指していた。
1着は、カンパニー(8歳、牡馬)。8歳のG1勝利は、史上初めてです。横山典も、秋天は、初勝利。カンパニーが、漸く、G1で勝つことができ、おめでとう。2着は、スクリーンヒーロー。昨年のジャパンカップからの復活となるか?3着が、ウオッカでした。