ウクレレって面白い?

tetu-eng2011-07-10

最近、左手の人差し指、中指、薬指の指先の腹の部分の薄皮が剥けて、ちょっと、痛い。しかも、右手の人差し指の爪先も、ちょっと、痛い。別に、病気ではありません。理由は解っています。5月の連休明けから、ウクレレに凝っているからです。毎日、夜の10時前後、1時間は、「ポロリン♪ポロリン♪」と、近所にご迷惑かな?何故、ウクレレに凝っているのか、そのイキサツは、これから、お話をしましょう。
実は、4〜5年前にウクレレを買いましたが、そのまま、お蔵入りになっていました。何故、ウクレレを買ったのか?NHKの趣味の番組で、簡単な楽器としてウクレレの紹介があり、「おっ、面白そうだな」と思ったから。何故、お蔵入りしたのか?ウクレレを弾き始めると、我が家の相棒(ダックス・フンド)が、尻尾を巻いて部屋の隅にうずくまってしまうから。きっと、ウクレレの音が気に入らなかったのでしょう。さらに、付き加えると、高校時代にギターの経験はありましたが、それから、40年以上が過ぎて、コードも何もかも、すっかり、忘れてしまっていたため、どうにも思うに任せなかったから。結局は、その理由がお蔵入りの本音でしょう。
ところが、今年のGWのことです。宝塚のイングリッシュガーデンにガーデニングの鑑賞に出かけた時、園内のイベント広場で、ややお年を召したと思われる女性のサークルによるオカリナの演奏を聞きました。その時、『音楽って、いいな。オカリナでもやろうかな。』と思った、その時、ピーンときました。『あっ、ウクレレがある。そうだ、ウクレレを本気でやろう。』そうです。その日からです。ガーデニングを観賞して、ウクレレへ。
その日、帰宅して、すぐに、ウクレレケースのホコリを払い、ウクレレの健在であることを確認しました。次に、5年前に購入した「4週間超独習シリーズー実戦ウクレレ入門CD付」(ヤマハミュージックメデイア発行)を本箱から引っ張りでして、早速、実戦ウクレレ入門スタートです。チューニングの方法、左手のコードの押さえ方、右手のダウンスロー、アップスローなど、まったくの初歩の一丁目一番地からです。なかなか、綺麗な音が出ません。CDの先生の音は、「ポロロン、ポロロン、チャカ、チャカ、チャカ」。私の音は、「ボロン、ボロン、ジャカ、ジャカ、ジャカ」。
5年前は、「4週間超独習」を1週間ぐらいで、リタイア。今回のチャレンジは、ヘコタレマセン。とりあえず、「4週間超独習」を最後まで、約6週間で終了しました、というか、無理矢理に、終了させました。いよいよ、曲の演奏へのチャレンジです。どんな曲にチャレンジするか?ウクレレと言えば、やはり癒しのハワイアンでしょう。早速、三宮の島野楽器で、「ウクレレ・アロハ(ウクレレ一本で奏でるハワイアン・ミュージック)模範演奏CD付」を購入して、気持は、はるか南の国へ飛び立っていきました。
ところがどっこい、そんなにトントン拍子には、習いごとが熟達するわけはありません。今、毎夜、毎夜、ウクレレと格闘中です。「愛するハワイ」、「アイル・リメンバー・ユー」、「アロハ・オエ」、取りあえず、この3曲を何とかマスターしたい。それと、「タフワフワイ」。これ、ウクレレ漫談の牧伸二の「♪あ〜〜やんなっちゃった」の原曲って知っていましたか?「珊瑚礁の彼方」これも、いいな〜。「真珠貝の唄」、「小さな竹の橋で」ほんとうに、ハワイアンっていいですよね。そんな理由(わけ)で、まあ、漸く、2か月が「あっ」という間に過ぎましたが、ウクレレの音色は、まだ、まだ、とても、演奏という領域には程遠いのが現実です。しかし、このまま、継続すれば、きっと、人前でも御披露することができるかもと淡い期待を抱きながら。そう、YES。「継続は力なり」(Practice makes perfect)です。