ジャッジ〜島の裁判官奮闘記

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ジャッジ〜島の裁判官奮闘記
10月6日(土)午後9時NHK土曜ドラマの新番組がスタートしました。ジャッジ〜島の裁判官奮闘記です。昨日、番組表を見て、面白そうだなと気になっていましたが、丁度、入浴中に始まったので、浴室のテレビをNHKにチャンネル変更して、入浴しながら見ることとなりました。
我が家の唯一の自慢は、浴室にテレビがあることです。5年前にマンションを購入したときオプションで付けました。今は、新築マンションでは、珍しくはなくなりましたが、当時は、オプションのカタログを見ながら、浴室にこだわってみました。
話を元に戻しますが、あらすじは、東京の将来を嘱望された裁判官(ドラマでは、まだ判事補。) ―裁判官は、司法試験に合格して、2年間の司法修習(法曹人になるための研修で、この期間に、裁判、検察、弁護の座学と実務研修を受け、(この期間は、国にから給与が支給される。)司法修習生と呼ばれている。)を受け、それぞれの志望に従い、判事、検察官を志望する者は、任官試験に合格して、晴れて判事補、検察官に任官することになる。裁判官は、判事補を10年経験して、判事に昇任する。裁判官は、判事と判事補の総称です。― が、地方の南の島の地方兼家庭裁判所支部長として赴任して、島のたった1人の裁判官として、刑事事件、民事事件、家事調停、民事再生などすべての地方裁判所家庭裁判所の所管する事案に対処する。その過程において、主人公自身の島での生活、島の人の人間模様、そして、あらゆる法律事案の処理に実務経験の少ない判事補が思い悩みながらも裁判官としての職責を全うしていくという今までにないドラマです。
初回を見た印象では、NHK臭さはあるものの、ドラマの設定、脚本、キャストは、派手さはありませんが、面白そうです。主人公役の西島秀俊が、結構、ハマり役かもしれません。何となく、Dr.コトーの裁判官バージョンという雰囲気で、ドラマ全体が、やさしい感じで流れていっています。
今、「HIRO」で検察官の活躍する映画ドラマがヒットしているので、裁判官のドラマとして、丁度、タイミングがよいのかもしれませんが、今まで、ドラマになりにくい職業をドラマの主題としているのは、NHKだけに2009年度に導入される裁判員制度のコマーシャルを兼ねた政策的ドラマではないかと邪推をして見る向きもあるかも!
そんなことは、どうでもよいですが、同じNHK土曜ドラマで、昨年の「マチベン」(江角マキコ)、今年の「新マチベン〜オトナの出番〜」(渡哲也)の弁護士ものよりは、見所があるのではと、初回を見て、次回を期待しています。