やれ、やれ、の連続だよ

キンセンカ

■やれ、やれ、の連続だよ
昨日の夕方、兵庫県立がんセンターに友人の入院のお見舞いに明石まで出かけました。病院に着いて、ナースセンターでお見舞いの取り次ぎをお願いしたところ、看護師さんから「Wさんは、外出で18時に戻る予定です。」と言われ、時計を見ると17時30分。折角だから、待たせてもらうことにしました。同行したOさんと2人で待合所のベンチに腰かけて、世間話をすること30分。「もう、そろそろ戻ってくるかな。」「病院だから、時間厳守でしょう。」と、それから、再び、30分世間話。「おかしいね。」「患者管理ができてないよ。」などと言い合っているうちに、「もう1回、確認してみよう。」ということで、すでに、夜間ローテーションで交代した看護師さんに再度、確認。すると、「Wさんは、本日は、外泊です。戻るのは、明日の18時の予定ですよ。」
「が〜ん!」2人して顔を見合わせて、「はあ、ありがとうございます。」なんて、ありがたくもないのに、取りあえずのご挨拶。「何だよ。さっきの看護師さん、間違ってんじゃん。」
「早く行ってくれりゃ、良かったのに!」病院の廊下をエレベーターホールに向かいながら2人は、誰にもぶっつけることのできない不満を言い合いながら、トボトボとすっかり暗くなった病院の外へ向かい、昼間とは打って変わって冷たさを感じる空気の中で、バスを待ち、用事を果たすことのできなかった何とも言えない気分のまま帰宅の途につきました。
今日は、朝から歯医者さん、耳鼻咽喉科と2軒の医者のはしごです。歯医者さんは、1月に1回の定期検診ですが、耳鼻咽喉科は、とうとう花粉症のピークを迎えたからです。もう、今朝は寝起きから、汚い話ですが鼻水が止まりません。半月前に、もらった薬では、効用がないくらいの状況です。今、気が付きましたが、何故、歯科は「歯医者さん」って言うのでしょうか?耳鼻咽喉科を、「耳医者さん」「鼻医者さん」とは云わないですね。そんなことは、どうでも良いのですが。とにかく、もう少し、効用のある薬に変えてもらおうと、歯医者さんの後、毎年この季節の行きつけの「鼻医者さん」に出かけました。
この季節の耳鼻咽喉科は、行列のできる病院です。診察なしの薬だけだと、順番が早く回ってきます。先生、曰く「今の薬、効きませんか?」「はあ、2、3日前から、もう、鼻水どろどろですよ。」と訴えます。「そうだね。今、皆さん、そうみたいだね。やっぱり、効かないよね。」なんだよ。効き目がないの解ってるのなら、最初から、効く薬にしてよ。と。心でまるでムンクの絵のように叫びながら、「ええ、最初は効いていたみたいなんですが、この2、3日は、駄目ですね。」外見は、平静を装いながら、そつのない受け答えをしてる途中に、鼻水がたらり。「あっ、解りました。抗ヒスタミン剤を併用して下さい。2週間分、お出ししますので。」お出しするって、俺は、お金を払って買うんだよ。あなたに診療代も払うんだよ。と、いらつく心の内を抑えながら、「ありがとうございます。」と、また、また、取りあえずの挨拶をかえして、診療室を出て、鼻水タラリ。
看護師も、医者も、サービス業だろう。ありがとうございますって、そちっも、言えよ。と感じるのは、私だけでしょうか。2日続けての「やれ、やれ、」の連続でした。この季節、どうも、花粉症の所為か「いらつく」ことが多くなるのです。