「ツバキ文具店の鎌倉案内」

「ツバキ文具店の鎌倉案内」
小川糸
幻冬舎文庫
平成30年8月2日第2刷

 

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朝の散歩で汗ばむことも無くなりました。日の出が遅くなったので、散歩のときは、まだ、お日様が上りきってないことも影響があるのかな?公園で、すれ違う人たちも、常連の方が多く、なんとなく、朝の挨拶をするようになりました。


○「おはようございます。」◇「おはようございます。」
○「お元気ですか?」◇「おかげさまで。そちらは?」
○「ずいぶんと、涼しくなりました。◇「そうですね。」
(なんて、日本人とのやり取り)

○「Good morning!」◇「Good morning!」
○「How are you?」◇「Good, thanks. And you?」○「good.」
○「It has become much cooler.」◇「It’s so cool.」
アメリカ人とも、かるいconversation・・・・これは妄想)

なんちゃって!

さて、以前、読書雑感で取り上げた「ツバキ文具店」の解説版とでもいうのでしょうか?「ツバキ文具店」は、鎌倉が舞台となっている代書屋の物語ですが、鎌倉の名所旧跡やお店がおおく登場します。この「鎌倉案内」は、その名所旧跡やお店を紹介したエッセーです。主人公「鳩子」が読者を案内するので、「ツバキ文具店」を読んでいないと何のことだか解らないと思いますので、「ツバキ文具店」と併せて読むのがお薦めです。

東京にいたころ、鎌倉には、おそらく3回ぐらい行ったと思います。まだ、子供がよちよち歩きのときにも建長寺から天園ハイキングウェイを、少し、歩いた記憶もあります。そのころから、名所旧跡は変わることはありませんが、小町通などは、随分と変わったことでしょう。兎に角、インバウンドとかで、外国人観光客が多くなって、日本の有名な観光地は、外国人だらけで、ラッシュアワー状態ですから、日本人は、田舎の人の少ない名所旧跡を訪ねるのがいいでしょう。

ぼくも、車は買い替えたし、時間はいっぱいあるし、まあ、残念ながら資金が心細いですが、少し、田舎の名所旧跡を巡ってみようかと、日帰りで行きたいところをメモに書き始めましたが、・・・ないのですよ。京都や奈良・大阪方面は、前述したとおり。そうすると、岡山あたりが穴場かな?播磨、備前の国あたりから、セレクトしてみるかな。お薦めのところがあったら教えてください。

付け足すと、いま、「ツバキ文具店」の続編、「キラキラ共和国」を読んでいます。今から読んでみようかと思う方は、「ツバキ文具店」「ツバキ文具店の鎌倉案内」「キラキラ共和国」の三冊がお薦めです。