2020年度 輝け☆須磨オヤジ塾 顛末記

2020年度 輝け☆須磨オヤジ塾 顛末記

 

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9月の或る日、テニスへの行き路。車で「ラジオ関西」の番組を聴いていました。その番組の中で、ある企画のコーディネーターのインタビューがながれました。

 

車の中で聴いていて、「これ!面白そうだな!」と思って、テニス終了後、帰宅して、早速、パソコンで検索。それは、神戸市須磨区役所が主催している「2020年度 輝け☆須磨オヤジ塾」の塾生募集でした。

 

募集の内容を見てみると、対象者は、60歳以上の男性、定員20名、会費5,000円。

 

何をやるのか?というと、10月から2月まで、12回ほど、地域散策、ボランティア活動、健康寿命などの講演に参加して、オヤジの地域参加を促すという趣旨とのこと。

 

趣旨には、賛同できるし、内容も重くないので、とりあえず、応募してみようと、所定の応募フォームに記載の上、送信しました。

 

近頃は、何でも、バーチャルの世界で処理できるので気楽に申し込みだけはして、当選すれば、そのとき、もう一度、考えようと無責任な「ぼく」です。でも、とにかく、あれこれ考えずに、ひまな年寄りは、まず、飛び込んでみる。そして、恥をかき捨てる。「逃げるは恥だが役に立つ」・・・うむ、何か。聞いたことがある。

 

そういうわけで、10月5日「厳選な抽選の結果、「当選」されましたので通知します」、「ありゃ、当選しちゃった!」初回日程は、10月15日とのこと。別に予定もないので、とりあえず、行ってみるか?話を聞いて、どうするか決めればいいか。と、ここでも、無責任な考えを貫き通す。

 

そして、10月15日、見事なまでの秋晴れの日。9時、自宅を出発。板宿で降りる予定でしたが、寝過ごして、新長田。「やばい!」急いで、取って返して、板宿から、歩くこと約30分。やや、汗ばみながら、須磨区文化センターに到着。

 

無事、初回のオリエンテーションを受けました。見事に、むさくるしい「オヤジ」ばかり。区役所の職員数名が華。おっと、これは、セクハラになります。撤回!わりと、お気楽そうなので、参加を決意して、会費を納入しました。

 

10月22日曇天。ブラスマ「南須磨編」。10時、JR須磨駅に、むさくるしい「オヤジ」20名が集結。「なんだ!この集団は?」という他の乗降客の視線もなんのその。「オヤジ」たちは、元気に出発しました。

 

本日の行程は、「村上帝社」、「須磨寺」、「現光寺」、「松風村雨堂」、「綱敷天満宮」途中、子規、蕪村などの句碑・・・わざわざご足労頂いたガイドの先生の説明は、ほとんど、耳に届かず、キョロキョロ、チョロチョロしていた不良「オヤジ」は、ぼくです。

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最後の綱敷天満宮で面白いものを発見。「波乗り祈願の像」・・・「成功を収めるために、うまく時流に乗ることを祈願する。」って、道真とどういう関係?道真は、時流に乗れず、大宰府に流されたのでは?まあ、これも、洒落か。

 

お昼は、有志6名で、須磨の「金プラ」で、「オヤジの会」。2時間も。ここで、ビックリ偶然。この「金プラ」、看板に見覚えがあるので、女将に聞いたところ、やっぱり。震災前に、フラワーロードの一本ほど中の道にあった「金プラ」とのこと。震災前、よく昼飯を食べに行っていたので、暫し、女将と昔話(24年前の)。

 

次回が、楽しみになった「2020年度 輝け☆須磨オヤジ塾」でした。