ぶらり、奈良・・・橿原神宮、そして平城宮跡

ぶらり、奈良・・・橿原神宮、そして平城宮跡

木曜日、朝、漸く、秋の訪れを感じられるようになったので、久しぶりに、奈良に行こうと、やっぱり、突然の日帰りドライブ。

 

どこへ?細君の希望で、「橿原神宮」と決定。片道約2時間ということで、9時半出発。

 

給油をしようと、いつものガソリンスタンドへ。うむ、なぜか?チェーンが張ってある。店員さんに聞くと、通信トラブルで給油できませんとのこと。なんと、幸先悪し。

 

幸先が悪いのは継続。阪神が大渋滞。ナビは新ルートとして、湾岸ルートを提案。早速、経路変更。ところが、湾岸は、大型トラックがビュンビュン。怖い。怖い。久しぶりの高速運転で、もう歳だね。

 

どうにか、湾岸を抜けて、南阪奈道路から葛城方面へ、そして、橿原へ。奈良県立医科大学の交差点を右折。うむ、奈良県立医科大学・・・あっ、見たことのあるへリポート。そうだ、安倍元首相が担ぎ込まれた病院。

 

と、いうことで、無事、橿原神宮へ到着。

 

広い、広い参道には、大きな木製の一の鳥居、そして神橋を渡ると、さらに、これも木製の二の鳥居。そこから右手に折れて南神門をくぐると、そこは、外拝殿前の大広場です。

 

ここまで、玉石の道なので、足を取られて、歩きにくいですが、周囲の森閑とした趣に神々しさを感じます。

 

さて、橿原神宮は、初代の天皇である神武天皇が御祭神です。

 

カムヤマトイワレビコ(のちの神武天皇)は、日向の国の高千穂の宮で国を治めていましたが、三本足の八咫烏に導かれながら、東征。やがて、大和の畝傍にたどりつき、橿原の宮において国を治めることになり、のちに神武天皇となりました。これは、古事記の世界です。

 

なにせ、神武天皇は、137歳で没したことになっています。

 

外拝殿で、家族健康を祈願。内拝殿、本殿には、入れませんが、たまたま、回廊で華道の展示をしていたので、回廊から拝することができました。

参拝をすませて、神域をブ~ラ、ブ~ラ。背後の畝傍山への登山道がありましたが、片道30分ということで、断念しました。芝生広場の森林遊苑では、幼稚園児が遠足でしょうか。ゆったりとした時間が流れています。

 

奈良の名物、柿の葉寿司とにゅう麺を食べながら、あと、どこへ行こうか?そう言えば、奈良の友人が、平城宮跡を薦めていたので、平城宮跡を目指します。

 

平城宮跡は、近鉄奈良線が跡地を横切っているので、電車では、大和西大寺駅から奈良駅の間で、施設を見ることができますが、行くのは初めてでした。

まあ、敷地の広さにビックリ。やたらと広い敷地に朱雀門、大極門、そして大極殿が、ポツン、ポツン、ポツンと一直線上に復元、配置されています。ぐるりと見て回るのに、三千歩は歩きますね。

大極殿には、上村淳之画伯による四神・十二支の小壁彩色、天井の蓮の花。これは、必見です。それと、中央に配置された高御座も。

写真は、朱雀門大極殿、そして、朱雀門と踏切と電車が写るシャッターチャンスを逃さないように。

 

実は、平城宮に代表される奈良時代は、聖武天皇在位の75年間なのです。