「新!店長がバカすぎて」

「新!店長がバカすぎて」

早見和真

ハルキ文庫

2024年5月18日第一刷発行

 

 

「Rose」

久しぶりに、絵の具箱を出したら、ホコリをかぶっていました。

ピグマペンで、チョコチョコと描いて、水彩絵の具を、チョコチョコと塗って、誤魔化したような「Rose」

もっと、キチンと描きたいけれど・・・

 

 

また、また、愚痴の週です。

 

7月・8月は、お習字の昇格試験の課題が発表されたので、「お習字強化月間」です。

 

お習字を始めて、丸4年・・・チートも上達しませんが、それなりに、今のところライフワークになりつつあります。

 

その反動で、20年ぐらい描き続けた水彩画は、ご無沙汰になりました。

 

そもそも、水彩画、ウクレレ、お習字、和太鼓、テニスなど、趣味と呼べるものは多々あれますが、人に習うことが好きではないので、どれもこれも、自己流。

 

あっ、テニスは、20年間、スクールに通っていますが・・・・。

 

まあ、いずれにしても、どれもこれも、才能がないと言ってしまえばそれまでですが、部屋の中には、これらの道具が、無造作に置かれているだけです。

 

これ以上に広げるつもりも、資金もありませんが、残りの人生を考えると、どれか一つでも人様に自慢できるものになれば・・・と、思うこともあります。

 

が、一方では、自分が楽しめれば、それでいいかと、悲しく諦める気持ちもあります。

 

と、言うことで、20年以上、毎週、続いている老舗、ぼくの一番の趣味の「読書雑感」です。

 

早見和真さんは、神奈川の出身ですが、一時、松山に移住して、作家活動など文化活動をしていましたが、最近、また、東京に移住したらしいです。

 

やっぱり、松山では、活動の限界を感じたのでしょうか?

 

「店長がバカすぎて」の続編で、書店員さんが主役のお仕事小説です。舞台は、吉祥寺の武蔵野書店、前作で宮崎に異動になった店長が戻ってきました。

 

『年に一、二作の作家でも、十、二十作の編集者でもない。この世界には、年に百冊も、千冊も手掛けられる魅力的な仕事がある

一億冊を優に超えていると言われる世界中の書籍から、これだという本を厳選する。その一冊一冊を、労をいとわず丁寧に紹介しながら、お客様に直接お届けする。つまり書店員』

 

 

書店員さんのお仕事って、超多忙にも拘らず、わりと薄給らしいです。それでも、本が好きという理由で、書店員を希望する方が多いいらしいです。

 

そんな書店員さんへの応援小説です。

 

ぼくも、ジュンク堂で、いつもお世話になっています。近眼と老眼の合わせ技で、本屋さんで本を探すのは、苦手です。

 

でも、書店員さんに探し本を訪ねると、すぐに案内してくれます。いつも、ありがとうございます。

 

そう言えば、「一万円選書」(一万円で自分にピッタリの選書をしてくれる)の北海道の「いわた書店」が大人気らしいです。ちょっと、興味ありです。