ちょっと、お昼を食べに行こう。

明石

先週の土曜日のことです。午前中、元気であれば、テニスに出かけるのが私の休日の日課ですが、「ひのき花粉」の飛散が、最盛期ということもあり、どうにも、鼻だけではなく体調もよろしくない。
そこで、今日は、テニスをサボタージュして、マスクをした「変なおじさん」は、相棒と明石川方面へ散歩に出かけました。川べりであれば、花粉も少なかろうとの素人考え。川べりを吹く風は、川の流れとともに涼風となり、夏日の予報の晴天の日にもかかわらず、私の頬に心地よい。相棒も、イエロオーカー色の毛をたなびかせて、心地よさそうに目を細めています。
そんな散歩から帰宅すると、珍しく、大学3年の息子が在宅。だからなのか、細君が、「今日のお昼は、宅配ピザをとろうと思うけど、いいかな?」と、テイシュで鼻をかんでいる私に、問いかけてきました。
ちょいと、頭をひねった私の返事は、「それなら、天気もいいし、淡路サービスエリアで弁当でも買って、明石の橋でも見ながら、食べようか。」「それに、淡路サービスエリアをUターンすれば、ETC割引往復1000円ポッキリで行けるよ。」とのお得情報を細君に提供。日頃は、外食を好まない私の提案に家族は、「行こう。」「行こう。」「ワン。」で、全員一致です。
早速、車を機械式の駐車場から出すために私が、出ていくと、相棒は置いて行かれないかと、私に駆け寄りすがりつきます。「大丈夫。連れていくから、母さんとあとから来なさい。」と言うことで、私、細君、息子と相棒は、私の提案から、30分後には、乗車完了。淡路サービスエリアに向けて出発。そんな大げさな話ではなく。我が家から、明石海峡大橋を跨いで、淡路まで、30分。あっと言う間に、到着です。
「1000円乗り放題」の麻生総理の発言。天気の良さも手伝って、淡路サービスエリアは、多くの観光客で賑わっていました。早速、屋台風の外売店で、たこ飯、たこ焼き、天ぷら(薩摩揚げ)などを買い求め、明石海峡大橋の一望できるウッドデッキに腰掛けました。ここからの眺めは、何度見ても、すばらしい。
淡路サービスエリアは、連絡路で、上りと下りのサービスエリアが連結されています。その連結路の途中にハイウェイオアシスがあり、その後背地は、県立公園として整備され、5kmぐらいの遊歩道があります。ちょうど、今が花の盛りと思わせるほど、様々な春の花の競演です
細君は、「1000円で往復できるなら、毎週、土曜日のお散歩に、ちょうどいいよね。」と、お気に召したようです。「ワン。ワン。」相棒も、ごつごつと歩きにくい明石川の川べりよりは、こちらがお気に召したようです。
うむ、確かに、市内の回転寿司やファミレスに行くよりは、ちょっと、ドライブして、お散歩もできる淡路サービスエリアも「あると思います。」
所要時間は、わが家から往復、昼食、お散歩時間を併せて、3時間程度。所用経費は、高速料金1000円、昼食代3000円(3人と1匹)でした。