秋分の日です。

tetu-eng2011-09-24

休日は、「国民の祝日に関する法律」で、定められています。「秋分の日」は、暦の「秋分日」の日で、「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。」と定められています。なお、先週の「敬老の日」は、「9月の第三月曜日」の日で、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」と定められています。「秋分日」は、おおむね9月22日か、23日ですが、天文学観測に基づき、前年の閣議で日を決定します。今年は、金曜日だったので、先週に引き続き、3連休となりました。
さて、台風15号は、東海上陸、首都圏直撃により、日本各地に大きな爪痕を残して行きました。東京に居る息子は、21日の夜、帰宅難民状態だったそうです。台風一過、季節は、秋に向かって、転回し始めました。朝、夕は、すっかり、涼しくなり、着衣も、夏物から秋物へ衣替えが必要です。半袖Tシャツにショートパンツの夏のいでたちは、長袖のTシャツに半袖シャツの重ね着、そして、Gパンという秋のいでたちに変更、足も、素足から靴下をはいて、ちょうどいい感じです。これでは、来週からは、クールビズどころではないでしょうか(今年は、節電のため、クールビズは10月中です。)?
急な、気温の変化のためか、体調が、あまり良くありません。何となく、だるい感じがして、シャッキとしません。そこで、相棒のダックスフンドを供につれて、台風の影響で増水したであろう明石川の視察に、ノコノコと出かけました。
何のためかって、「単に、暇つぶしです。」
明石川は、神戸市北区の藍那に源流を発し、押部町、伊川谷町、平野町をへて、播磨灘に注ぐ二級河川です。西神からは、高塚高校の交差点から平野へ向けて、坂を下って行けば、あとは、黄金色に実った稲の田圃の広がる田園風景を眺めながら、約1キロ歩けば、明石川です。何時もは、流れの中で、鷺が水遊びをしているのですが、今日は、予想通り、増水して、流れが激しくなっており、鷺の水遊びどころではない状況でした。
相棒と明石川の流れを眺めていると、対岸の河川敷では、少年野球のチームが、元気に練習をしています。振り返って、田圃を眺めてみると、家族総出で稲刈りの作業をしていますが、作業は、コンバインで、瞬く間に稲が機会の中に吸い込まれていきます。畔(あぜ)では、子供たちが虫取りをしながら遊んでいます。何だか、日本の原風景を見るような気分です。
「よいしょ」と川べりに座りこんで、相棒のブラッシングをしながら、温かい陽の光に包まれている姿は、まるで、初冬のようですが、これも、気温の急な変化のため、体が順応していないからでしょうか?そんな時間を過ごしているうちに、今度は、雲行きが怪しくなってきたので、相棒を急かしながら、帰り始めると、ポツリ、ポツリと帽子に雨が落ちてきました。変な天気です。「そうだ。」布団を干していたことを思い出して、細君に、携帯電話で注意を呼びかけます。帰宅した時には、もう、晴れ間が見えて来ました。まったく、変な天気です。
そんな暇つぶしをしていた「秋分の日」でした。