読書雑感

「新版 百人一首」

「新版 百人一首」 島津忠夫=訳注 角川ソフィア文庫 令和元年12月10日新版28刷発行 (昭和44年12月10日初版発行) サンキタ通 「サンキタ通」とは、神戸阪急三宮駅の北側のアーケード街です。サラーリーマンの頃は、金曜日の夜になると、ウロウ…

「ハレルヤ」

「ハレルヤ」 重松清 新潮文庫 令和3年7月1日発行 明石城全景 30年ぶりに明石城城内を散策。子供が、幼稚園に入る前だったと思いますが、何度か、明石城公園に来て、遊ばせていました。明石城は、天守台はありますが、そもそも、天守閣はなかったそうで…

「ののはな通信」

「ののはな通信」 三浦しをん 角川文庫 令和3年6月25日初版 丹波篠山河原町妻入商家群 雰囲気のよい蔵造りなどの建築物の通りが続いていますが、残念ながら、閉じている店がほとんどです。面白いのは、篠山城下町ホテル「NIPPONIA」。歴史的建造物をリノ…

「病気のご利益」

「病気のご利益」 横尾忠則 2020年2月10日第1刷 ポプラ新書 明石の船具店 「歴史散歩の会」で明石の街を散歩しました。そのとき、三角屋根の営業していない船具店が、おしゃれな雰囲気だったので、スケッチしました。明石は、先の戦争で、街の80%…

「彼岸花が咲く島」(165回芥川賞受賞作)

「彼岸花が咲く島」(165回芥川賞受賞作) 李 琴峰(り ことみ) 2021年9月号 文藝春秋 須磨海岸 今年の夏も、海水浴はご法度。コロナが恨めしい夏休みは、もう、終わりです。来年は、水着姿で賑わうようになる・・なれる・・なろう。といっても、ぼ…

「貝に続く場所にて」(165回芥川賞受賞作)

「貝に続く場所にて」(165回芥川賞受賞作) 石沢麻依 2021年9月号 文藝春秋 deepな横丁 「deepな横丁」は、どの街にもあったし、いまでも、名残りのある街は、多いいと思います。さて、このスケッチはどこでしょう。むかし、三宮にも、似たような横…

「本と鍵の季節」

「本と鍵の季節」 米澤穂信 2021年6月25日第1刷発行 集英社文庫 木馬 神戸は、ジャズの街。「木馬」は、元町駅からトアロードの坂を県庁方面に行くと、道沿いに看板が見えます。 看板には、ジャズ喫茶とありますが、「木馬ベーカリー」の看板も。「…

「在宅ひとり死のススメ」

「在宅ひとり死のススメ」 上野千鶴子 2021年4月30日第5刷発行 文春新書 jam jam 神戸は、ジャズの街。jam jam は、元町駅のすぐ海側。「金時食堂」のビルの地下にあります。「金時食堂」のトイレを利用すると地下からジャズの音が響いています。リ…

「文鳥」

「文鳥」 夏目漱石 平成19年2月15日70刷 新潮文庫 向日葵 小野市ひまわりの丘公園に行きました。以前から、175号を走っていて、行ってみたいと思っていました。ちょうど、8月1日まで、切り花自由キャンペーン。もう、向日葵は見ごろが終わりでし…

「夜の側に立つ」

「夜の側に立つ」 小野寺 史宜 令和3年6月1日発行 新潮文庫 元町駅から神戸駅へ 東海道本線と山陽本線の結節点は、神戸駅にあります。ホームから、見えますよ。って、関係ないけれども、元町駅から神戸駅まで、元町高架横を歩いていて、「うむ、これは?」…

「罪の余白」

「罪の余白」 芦沢 央(よう) 令和3年3月20日16版 角川文庫 グリコワゴン 「グリコピア神戸」まで、トコトコと歩いて行ったら、グリコワゴンが止まっていました。ここでは、ポッキーやプリッツを製造しているらしいです。予約で工場見学もできるらし…

「田辺聖子 十八歳の日の記録」

「田辺聖子 十八歳の日の記録」 田辺聖子 文藝春秋七月特別号 川崎重工 ハーバーからみえる川崎重工のドック。わずかに覗いている黒い物体は、潜水艦です。いつも、このドックでは、潜水艦のメンテナンスをやっています。 いよいよ、国民健康保険へ加入です…

「ワイルドサイドをほっつき歩け」

「ワイルドサイドをほっつき歩け」 プレイディみかこ 2020年6月5日初版 筑摩書房 西脇Y字路 また、また、西脇Y字路。西脇は、Y字路の宝庫です。って、Y字路探しに、龍野辺りにはありそうかな?三木も、古いけどね?今度、そっち方面に、出かけてみ…

「ショコラティエ」

「ショコラティエ」 藤野恵美 2021年4月20日初版 光文社文庫 県庁前Y字路 都会にもY字路がありました。日本キリスト教団神戸栄光協会のあるY字路は、何度も車で走っていますが、よくみれば、立派なY字路です。レンガ造りの建物は、Y字路で際立っ…

「いのちの停車場」

「いのちの停車場」 南 杏子 幻冬舎文庫 令和3年4月10日初版 西脇Y字路・・・何故、横尾忠則さんは「Y字路」に魅せられたのか?勝手な想像ですが、右に行くか、左に行くか。Y字路は人生の象徴ではないでしょうか?発見しました。ゴッホの「オヴェール…

「ひと」

「ひと」 小野寺 史宜(ふみのり) 祥伝社文庫 令和3年4月20日初版 西脇Y字路・・・横尾忠則さんの代表作「Y字路シリーズ」のパクリ(言葉が悪い)、模写・・・模写にもなっていませんね。習字でいえば、「臨書」。芸術は、すべからく「模倣」から始ま…

「晩節における「死」との対峙」(特別寄稿)

「晩節における「死」との対峙」(特別寄稿) 石原慎太郎 文藝春秋 令和3年6月号 発見しました。 発見場所、いつも散歩している家の近くの公園。 発見時間、某日、朝6時15分。 いつものように、すたこらサッサと歩いて、ふと、目を逸らすと、見かけぬ白…

「ブロードキャスト」

「ブロードキャスト」 湊 かなえ 角川文庫 令和3年1月25日初版 大和の国一之宮 大神(おおみわ)神社 先月、大神神社をブラリと訪れたことは、このブログで書きました。もう一度、日本最古の神社の一つです。ご祭神は、大物主命。政(まつり)の神で、大…

「JR上野駅公園口」

「JR上野駅公園口」 柳(ゆう)美里(みり) 河出文庫 2021年1月20日20刷 神戸地方裁判所は、神戸駅、湊川神社の近くにあります。赤レンガ造りの建造物の上にガラス張りの近代建造物を継ぎ足した、ちょっと変わった造りです。二週間に一度ぐらい…

「D坂の殺人事件」

「D坂の殺人事件」 江戸川乱歩 創元推理文庫 1996年11月8日14版 兵庫県姫路護国神社 護国神社は、国家のために殉死した英霊を祀るための神社。おおむね、各都道府県に1社ないし複数社あり、兵庫県は灘に、もう1社、神戸護国神社があります。姫路…

「小説王」

「小説王」 早見和真 小学館文庫 2019年3月11日初版 播磨国総社 射立兵主(いだてひょうず)神社は、姫路城の東側に位置し、歴代の姫路城主の崇敬を受けていた大社らしいです。 コロナの勢い、いまだ、衰えず。昨年の今頃、まさか、こんなに長く猛威…

「京都一乗寺 美しい書店のある街で」

「京都一乗寺 美しい書店のある街で」 大石直紀 光文社文庫 2020年12月20日初版 今年は、桜がとくに綺麗に感じるのは、気のせいでしょうか?兵庫県公館の桜が、とても豊かに咲いていました。 さて、『酣』・・・この漢字、なんと読むのでしょう。 似…

「九度目の十八歳を迎えた君と」

「九度目の十八歳を迎えた君と」 朝倉秋成 創元推理文庫 2020年11月20日初版 近頃(ぼくにとって、・・・)、「顔出ししないアーティスト」がバズっているらしい(使い慣れない言葉を無理して・・・)。どういうことか・・・と言うと。正直、ぼくは…

「雄気堂々」(上・下)

「雄気堂々」(上・下) 城山三郎 新潮文庫 令和2年9月30日第60刷 先週、テニスラケットのガットの張替えをしました。 前回の張替えは、ちょうど、1年前。年金生活者だし、週1回のテニスだから、そんなに張り替える必要はないかと、思ったら、張替え…

「おもかげ」

「おもかげ」 浅田次郎 講談社文庫 2020年11月1日第1刷発行 今年は、節分が、2月2日とのこと。えっ、節分って、2月3日じゃなかったっけ?今年は、2月3日が立春、その前日が、節分です。えっ、なんで???Why?? 『地球が太陽を1周する公転…

「漱石先生ぞな、もし」

「漱石先生ぞな、もし」 半藤一利 文春文庫 2016年10月10日第8刷発行 先週、半藤一利氏の訃報がテロップで流れました。 やや、これは、コロナかな?と思ったら、老衰で亡くなられたそうです。享年90歳。 ぼくが、夏目漱石のファンであることは、…

「アンマーとぼくら」

「アンマーとぼくら」 有川ひろ 講談社文庫 2020年8月12日第1刷発行 年明け早々、1都(東京)3県(千葉、埼玉、神奈川)の緊急事態宣言。関西の2府(大阪、京都)1県(兵庫)も、政府に緊急事態宣言を要請。新聞情報では、疫学的に証明不能なコ…

「定年から始める男の手料理」

「定年から始める男の手料理」 北連一 実業之日本社 2007年9月20日初版 2020年(令和2年)も、いよいよ、年越しです。何もしなくても、時は、過ぎていき、また、ひとつ年を取っていきます。もう、取りたくないのに、そんなお願いは、神様も、仏…

「ヴィオラ母さん」

「ヴィオラ母さん」 ヤマザキマリ 文藝春秋 2020年10月25日第7刷発行 6時、起床。散歩に出かけて、6時半帰宅。自分の部屋で、7時過ぎまで、新聞を読む。日経新聞の「私の履歴書」、新聞小説の「ミチクサ先生(伊集院静)」は絶対の日課。 7時過…

「五体字典」 鈴木香雨 文海堂 昭和45年12月30日発行 ぼくが、お習字を始めたことは、ブログに書きました。 早いもので、もう、1年が過ぎました。すぐに飽きるかと思いましたが、他に、特別、やることもないので今日まで、続いています。が、最近は、…