「アンフォゲッタブル」

アンフォゲッタブル
松宮 宏
徳間文庫
2019年5月20日第2刷発行

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まず、お得な情報から、

「朝ドラ」のあと、「あさイチ」からのお得情報です。お風呂のシャワーヘッドを節水型に交換すると水の使用量が減って、とても、お得とのこと。グッドな情報。早速、バスルームに行って、わが家のシャワーヘッドを確認。17年前の施設なので、当然、節水型ではありません。シャワーヘッドおよびホースのメーカーを確認(メーカーが異なるとマッチングしない場合があるらしい。)して、いざ、ホームセンターへ。

ホームセンターでは、節水型シャワーヘッドが選り取り見取りの「みどりちゃん」(親父ギャグ)。同一メーカーのシャワーヘッドがなかったので、メーカーのお客様サービス室にマッチングを確認。セレクトしたシャワーヘッド(50%節水の表示)は、アダプターなしで、直接、接続可能であるとのこと。ラッキー。

早速購入して(あっ、購入したのは中等品で3千円也・・・なお、ポイントで購入できたので、これまた、ラッキー)、帰宅後、シャワーヘッドの交換作業・・・うむ、わずか10分で完了・・・簡単!早速、使用開始。以前のシャワーと比べて、水の粒子が小さいので、使用感は変わるが、それも、すぐになれるでしょう。これで、水道代がどの程度違うのか?楽しみです。なお、「あさイチ」では、二人世帯で年間4~5千円らしいです。

以上、お得な情報でした。年金生活者は、こんな情報が大好きです。

アンフォゲッタブル」サブタイトルが「はじまりの街・神戸で生まれる絆」

なにが始まりか?神戸といえば、「ジャズ」です。この本は、全編にわたって、「ジャズ」の楽曲で埋め尽くされています。もちろん、小説ですから、音は聞こえませんが、そこら中から、スイングが聴こえてきそうなぐらい、「ジャズ」・・「ジャズ」・・「ジャズ」。

ストーリーは、元町高架下商店街(通称、「元コー」)、(神戸の人ならご承知のとおり、JR東海道本線(東京~神戸)の三宮~元町~神戸の高架下商店街)の再開発により閉店することとなったジャズライブハウスの再建に向けた奮闘記です。ストーリーは、普通にありがちなものですが、とにかく、ジャズミュージックのでてくること、でてくること。

しかも、実在の人と架空の人が混在して、訳が分からなくなるぐらいです。なんと、久元現神戸市長まで、登場しちゃいます。これは、ジャズではなく、再開発事業にかかわる行政のトップとして。

さらには、神戸名物?反社会的勢力も、ご参加いただいています。「元コー」そのものが、むかしから、男でも夜は歩くことが躊躇されるヤバイ雰囲気を持ったところだったことから、必然ですか?そもそも、戦後の闇市の集合体だったらしいです。

ぼくは、ジャズと言えば、ベニーグッドマンの「シング・シング・シング」やグレン・ミラーの「イン・ザ・ムード」などのスイングジャズぐらいしか知りませんが、まあ、これは、洋画の影響ですが、嫌いではありません。最近、この本の影響で「ウクレレ・ジャズ」の楽譜を購入して、いま、「On The Sunny Side Of The Street」の練習中です。そのうち、フェイスブックで動画配信しようかな。

ナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」の楽譜はがないのは、残念です。この本のおかげで、しばらくは、「ジャズ」ファンになっちゃっています。