「しあわせの六十越え」
近藤 勝重
大和書房
2007年2月5日発行
1300円(税別)
副題は、「いい気分で生きる 48にヒント」
なんて、たまには、こういった人生本を読んでみました。
『必ず人は死ぬ。死を不幸と言うなら、人間はみな不幸に向って生きていることになる。本当にそうなのだろうか。』
永遠のテーマであり、答えはひとそれぞれ、正解はないクエッションですよね。そこで、結局は、
『良寛さんが「死ぬ時節には、死ぬがよく候」と書状に残しています。』
六十を越えて、親が亡くなり、次は、僕の番かと思うのは当たり前。でも、意識しても仕様がありません。そんなことは、誰しも、解っています。
『良寛さんの言葉を借りるなら、
日々日々 また日々
というところでしょうか。
あとはケ・セラ・セラ、なるようにしかならないと腹をくくるほかはないでしょう。』
とは言え、人間、腹をくくるのが一番難しと思います。そんなこんなを考えながら、うまくいけば、人生八十年のあと二十年をどうやって生きていくか?考えているうちに、日は過ぎていきます。まずは、健康が第一。まあ、たまに、人生本を読んで、何か、僕の人生の羅針盤になるようなヒントをつかむのもいいのかも!
話は、ころりと変わって、来年の年賀状のプリントが終わりました。今年の絵は、明石海峡大橋です。これから、宛名書きと一言添える例年の作業に入ります。最近、宛名もパソコンと言う年賀状がほとんどですが、宛名を書きながら、「元気かな?」なんて、感慨にふけるのが。この季節の僕の恒例行事です。
また、話は変わりますが、「児島」に出張で行ってきました。児島駅を降りて表に出ると、ジーパンが出迎えてくれます。児島は、ジーパンの町なのです。僕も、ジーパンは穿きますが、年を取ると、だんだん、ジーパンのウェストがきつくなってきますね。何よりも、股上みが短いので、うん、小用が、やや不便。こんなこと、若い時に、感じたかな?六十越えをいい気分で生きるために、ジーパンも若々しく穿きこなさくっちゃね。おしゃれも若さの秘訣です。