つぶやき・・・・坐禅in龍象院

つぶやき・・・・坐禅in龍象院

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先週のこと(いつも、事前告知ではないのが残念)

太山寺(本堂が、神戸市の唯一の国宝建造物らしいです)を中心として、「前開(ぜんかい)まちおこし」のイベントがありました。「極楽の里で学び、遊ぼう!~太山寺まつり~」のポスターは、以前に、ブログに掲載しました(初めてのイベントらしいです)。

開催日の3日前に、太山寺の分院である龍象院の住職から、イベント・ボランティアの急募の連絡があり、11日の土曜日に、イベントスタッフとして、参加しました。絶好のイベント日和で、普段は閑散とした境内には、老若男女が多数、参拝に訪れました。

催し物も、お寺らしく、「坐禅」からはじまって、「写経」「護摩ご祈祷」「お香作り」「お数珠作り」などなど。11日のメイン・イベントは、きらびやかな法衣・袈裟のお坊さんたちによる「声明(しょうみょう)」(お経の合唱みたいなもの)・・・なんでも、100年ぶりの大イベントだったらしいです。

そうそう、とにかく、神戸市内の天台宗のお坊さんが、みんな集まったのではないか・・・というぐらい・・・お坊さん総出のイベントでしたね(ちーと、オーバーかな)。

なぜ、ぼくが、お寺のイベントに参加したか?実は、ほぼ毎週土曜日の朝、龍象院で、坐禅を組んでいる、というご縁です。この機会に、坐禅のPR。まあ、PRする必要もないのだけれど・・・。

龍象院は、茅葺の日本建築(当たり前か)で、屋根裏が坐禅の道場として設えています。4月~11月ぐらいの間は、屋根裏で、鳥の声、森の葉音、風の音を聴きながら、ひたすら瞑想にふけります。12月~3月ぐらいの間は、屋根裏が摂氏10℃以下になるのでため、下の座敷での坐禅となります(暖房つき)。(ゆるい修行ですが・・・)

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坐禅の時間は、準備体操、整理体操を含めた、約1時間。瞑想しているのは、30分~40分かな。その日の住職の気分で前後します。その間、呼吸の数を数えています。「数息観」というらしいです。坐禅の後は、囲炉裏を囲んで、お茶の振る舞いを受けて、住職、坐禅の参加者と雑談。・・・そんな感じの「緩い時間」を過ごしています。