つぶやき・・・「脳波鼎談」

つぶやき・・・「脳波鼎談」

近所の図書館

コロナ前には、3駅離れた先の某大学の図書館の学習室を利用していました。コロナ禍中は、利用制限があったりなどで、足が遠のいてしまいました。

ところが、昨年、近くに新しい市の図書館がオープンしました。しかも、学習室が完備。利用方法は、図書カードで、席の予約をして席を確保。電源もあるので便利。

今は、学生が少ないので、空席多し。と言うことで、最近は、こちらの学習室で、読書しています。家では、なにかと雑音もあり集中できませんが、図書館は居心地がイイね。

 

さて、久しぶりの「休日のつぶやき」です。

 

土曜日、和歌山で岸田首相襲撃事件が発生。昨年は、安倍元首相の事件。まったく、日本も物騒になってきたものです。

 

戦前は、総理大臣の暗殺、未遂事件は、枚挙にいとまがありませんが、戦後は、これまで、岸、宮沢、細川の未遂事件のみ。もう、20年以上、安全、安心の国でした。

 

にもかかわらず、どうして、このような事件が続発したのか、識者は、いろいろな意見を述べますが、ぼくは、日本人はお行儀良くなりすぎて、実は、不平不満のはけ口がなくなっているのでないのか、と思っています。

 

面白い「たとえ」を読みました。

 

『中国人は小さい時から「人にだまされるな」と教育される。韓国人は「人に負けるな」と。では、「日本人はどうなんや」と聞いたら、「人に迷惑をかけるな」と。』

 

で、話は変わりますが、今月号の文藝春秋に面白い企画記事が掲載されています。

 

「日本復活への道」脳波鼎談 内閣総理大臣岸田文雄伊藤忠商事CEO岡藤正弘、脳科学中野信子の三人の座談会です。

 

テーマは、「異次元の少子化対策」「新しい資本主義」・・・

 

座談会中、岸田さんと岡藤さんにヘッドバンドを装着して脳波の変化を計測して、中野さんが脳波の状況を解説します。

 

岸田さんからは、少子化対策と新しい資本主義について、分かりやすく解説がありましたが、スローガンは分かるのですが、ならば具体的な政策は?その効果測定は、目標とする効果は?

 

少子化については、岡藤さん、中野さんは、「少子化おそれるべからず」人口減少イコール経済縮小と決めつけるは短絡的すぎる。他の国のよさそうな面だけをみて焦る必要はないのではないか、との意見。

 

新自由主義から「新しい資本主義」については、3人とも「三方よし」の哲学(「三方よし」とは、「売り手によし、買い手によし、世間によし」。自らの利益のみを追求するのではなく、すべてのステークホルダーを大切にする。)と親和性があり、「成長と分配」の好循環のモデルとなると一致。

 

最後に、中野さんから

 

『実は、脳科学を含めた科学的な知見としては、「どういう人が尊敬されるのか?」については、すでに結論はでているのです。一つは暴力を持っている人。もう一つは、・・・』

 

で、「・・・」は、次回ということになりました。なお、最初の引用も、この記事からでした。