「今宵、バーで謎解きを」

 

「今宵、バーで謎解きを」
鯨統一郎
2013年1月20日第1刷
光文社文庫

 

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お気づきになったでしょうか?先週、ブログの仕様が変わりました。


今まで、無料ブログサービスの「はてなダイアリー」を利用していたのですが、それが廃止になり、「はてなブログ」に変更になりました。何が、変わったって・・・・?ぼくも、よく判りませんが、お陰で、10年間のデーターをインポートする作業で、先週は、ちょいとパソコンに入り浸っていました。

苦労の結果、いいことがありました。新しいシステムでは、いままでは有料だった「アクセス解析」が無料で可能になっていました。それをみて、ビックリ!今月のアクセス数が100PVを超えていました。「えっ、誰が、ぼくのブログを見ているの???」と、細君に問いかけると、「日本全国の人が、例えば、ウクレレで検索すると、あなたのウクレレの記事が検索されるのよ。その人が、クリックすると1PVになるのよ。」

「うへぇ!!!」恐ろしいことです。このペースでいくと、月間500PVぐらいになりそうです。ところで、PVには、同じ人が何度も見た場合はどうなるのでしょうか?誰か、知っていたら教えてください。それにしても、ぼくのブログにコマーシャルが貼り付けられていますが、結局、無料ブログサービスの会社は、PV数に応じて、コマーシャル料を徴収しているということなのでしょう。

うむ、と、すると・・・・有料ブログサービスに切り替えると、コマーシャル料は「ぼくのもの」かな?まあ、500PVぐらいでは、商売にはならないとは思います

が・・・。でも、これからブログの記事のバージョンをアップさせて、ブロガーとして頑張っちゃおうかな!なんちゃって!

鯨統一郎さんの推理小説は、初めて読みました。名前は、ときどき、2時間ドラマの原作者として、見かけることはあります。ライトノベルですが、本というものは、読めば何かしら勉強になるものです。桜川東子(さくらがわはるこ)シリーズの一冊らしいです。

渋谷区のバーで夜な夜なマスターと2人のお客が(通称「ヤクドシトリオ」)が、なぜか未解決事件の話を始めると、片隅で佇んでいた東子さんが、いとも簡単に推理して事件を解決する。そのときのキーワードが、つねにギリシャ神話という、いかにも飛び跳ねたストーリーです。

7つの短編の始まりは、なぜか、昭和の子供時代の様々な遊び、これが、そんな遊びがあったなという子供時代を思い出させる内容。そして、毎度、ワインとチーズの講釈。ここまでは、事件の解明とは何の関係もない前段。いよいよ、事件の解決に段になると、様々なギリシャ神話が語られる。

トロイの木馬
あまりにも有名な逸話だ。
小アジア西端のトロイア(英語の発音ではトロイ)とギリシャの間で戦争が起きた。十年ほどの膠着状態の後、ギリシャ軍は巨大な木馬を作ってトロイアの城門の外に置く。トロイ軍はその木馬を城内に引き入れ、勝利の祝杯を挙げる。ところが木馬の中には、大勢のギリシャ軍の兵士たちが潜んでいて、トロイア軍の兵士たちが酒を飲んで寝静まった頃、木馬を抜け出して襲いかかり、火を放ち、ついにトロイア軍を打ち負かすのだ。
「木馬を城内に入れてしまったトロイア軍が間抜けすぎますね」』

ってな調子です。バーでチーズをさかなにワインを飲みながら、ギリシャ神話の話をするのも悪くはないですね。そういえば、ギリシャ神話の本を持っていたのですが、どこにいっちゃたかな?