「イマジン?」

「イマジン?」

有川 ヒロ

幻冬舎文庫

令和4年8月5日初版

 

「船出と明石海峡大橋」 毎年恒例、年賀状の「橋のスケッチ」の先行発表。来年は、いよいよ、古希を迎える新しい年代のスタートです。ということで、「船出と明石海峡大橋」にしました。ちょっと、ベタだったかな?

 

 

今年も、第4コーナーに入って、もう、10月が終わろうとしています。来月は、紅葉シーズン。さて、どこへ行こうか?と、思案していますが、どうせ、わが家は、当日のお天気を見て、即断するのが慣例・・・とりあえず、候補はセレクトしておくかな。

 

少し、へバーデン結節とばね指の具合が良くなってきたので、(うむ、指の強張りはありますが、)とりあえず、痛みがなくなったので、ウクレレ再開を目論んでいます。

 

そこで、ガットの張替えをしましたが、すると、音が不安定な状態になったので安定するまで、少し、時間がかかりそうです。

 

ガットつながりで、テニスのラケットのガットも交換。最近、1年変えていなかったら、、反発力がなくなって、どうも、感触が今一だったのですが、ニューガットは、イイね。非力なので、反発力頼みです。

 

ついでに、グリップテープも巻替えました。ドライタイプを使っていましたが、この夏に、グリップが緩むようになったので、ウェットタイプに変更しました。こっちの方が、グリップ感はイイです。

 

と、いろいろと、遊び道具にこだわって、少し、メンテナンスをしています。何事も、道具は大切にしましょう。

 

と、と、余談はここまでで、有川ヒロさんの「イマジン?」を一気読みしました。ライトノベルなので、気楽に読めますね。

 

青春・お仕事小説。お仕事は、映画やテレビなどの映像関係のスタッフ。いわゆる「映像制作」の現場のドタバタ物語。

 

『製作と制作、読みはどちらも同じセイサクだが、前者はいわゆる「企画・製作」、作品を作る資本に加わり興行までの責任を持つ「製作委員会」相当の製作だ。制作は作品を作る実務全般を受け持ち「製作から発注されて制作する」ということになる。

制作スタッフの仕事は、大きく出れば「段取りを立てて円滑に現場を回すこと」であり、身も蓋もなく言えば「雑用係」だ。撮影や照明、美術、演出など技術スタッフの担当ではない隙間仕事の全般を受け持ち、どこが受け持つべきなのか微妙なグレーゾーンの作業も回ってくる。』

 

そんな映像現場は、テレビドラマの「天翔ける広報室」、人気小説の映画化の「みちくさ日記」など。

 

有川ヒロさん、ちょっと、手抜き。「天翔ける広報室」は、有川浩原作「空飛ぶ広報室」(新垣結衣綾野剛)、「みちくさ日記」は、有川浩原作「植物図鑑」(高畑充希、岩田剛典)の転用ですよね。

 

有川浩ファンだったら、すぐ、分かっちゃいますよ。有川ヒロに改名したから、いいか?

 

たぶん、原作者として、映像現場に立ち会ったときに、現場スタッフを見て、この小説を着想したのでしょう。現に、原作者が、現場に立ち会う「くだり」もあります。

 

ちなみに、タイトルの「イマジン」(imagine)は、お仕事は、つねに先を読むための「想像力」が重要とのこと。