2018-01-01から1年間の記事一覧

「豆の上で眠る」

「豆の上で眠る」 湊 かなえ 平成29年7月1日第1刷 新潮文庫 不整脈の続き。先週の土曜日のこと、毎週、行っている日帰り温泉での出来事。ここで、毎月1回、身長、体重、体脂肪、血圧、血管年齢を測定してくれる「看護師さんによる健康相談」があるので…

「ラプラスの魔女」

「ラプラスの魔女」 東野 圭吾 平成30年2月15日第1刷 角川文庫 先週の健康診断の診察でショッキングな出来事。聴診器を当てた先生曰く「うむ、不整脈ですね」「えっ、飛んでますか?」「飛んでますね。過去に言われたことは?」「2年前にどきどきする…

つまらないGW

つまらないGWぼくは、長い「お休み」がきらいです。なぜか? 1.家にいてもつまらない。 2.病院がおやすみなので、なんとなく不安。1.についてGW前半は、細君が実家に帰っていたので、相棒とひとりと一匹の生活です。これはこれで、のんびりするの…

「億男(おくおとこ)」

「億男(おくおとこ)」 川村 元気 2018年3月10日第1刷 文春文庫 先週の金曜日、「南北首脳会談」(in 板門店)。政治ショーとしては、抜群のシチュエーション。なんだか、北朝鮮の金正恩委員長の堂々たる対応が目立ちました。まあ、これはこれと…

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」 辻村 深月 2012年7月31日第6刷 講談社文庫 今年の本屋大賞は、辻村深月さんの「かがみの孤城」に決定しました。ということで、何時ものとおり、書棚を漁ってみたら、辻村深月さんの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」を見つ…

ぶらり、淡路島国営明石海峡公園

淡路島国営明石海峡公園は、淡路地区と神戸地区に分かれているらしいが、神戸地区は、いまだ未整備らしいです。ぶらり・・・と訪れたのは、淡路地区です。20年前、明石海峡大橋の開通の頃、たしか関西新空港の埋め立て用の土取り場であった土地を公園とし…

「キャロリング」

「キャロリング」 有川 浩 平成29年12月10日第1刷 幻冬舎文庫 「おもしろきこともなき世を おもしろく棲みなすものは こころなりけり」って、言うけれども、このところ、ほんとうに「おもしろく」ないね。まず、株価が動かない。多少の投資をしながら…

「火天の城」

「火天の城」 山本 兼一 2009年1月30日第3刷 文春文庫 また、また、相撲がやり玉に上がっているので、野次馬として一言、二言。「土俵の上は女人禁制」いいじゃないですか。だって、大相撲は、土俵の上で、男の相撲取りが裸に褌一丁で体と体をぶつけ…

「羊と鋼の森」

「羊と鋼の森」 宮下 奈都 2018年2月10日第1刷 文春文庫 桜の花が、一気呵成、満開となりました。先週は、コートが必要、今週は、夏日という天候不順には、老体がついていけず、鼻水が垂れてしまいます。って、それは、花粉症の所為でしょうか?風邪…

「わたしを離さないで」

「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ 2017年11月10日68刷 ハヤカワ文庫 左足の小指が痛い。1週間過ぎても、痛い。ちょうど、1週間過ぎたので、春分の日にテニスに行きましたが、これが、悪影響。普通に歩くには支障がなかったのですが、テ…

「人間万事塞翁が馬」

今週は、いろいろありました。まずは、椎名誠は35年間不眠症らしいです。ぼくは、13年間不眠症です。まだ、椎名誠の領域には達していません・・・まあ、達する必要もありません。今週は、この不眠症に悩まされました。おかげで、昼間は、フラフラです。…

第158回芥川賞

第158回芥川賞 「百年泥」 石井遊佳 「おらおらひとりいぐも」 若竹千佐子 1月16日に発表された第158回芥川賞の受賞者は、ほぼほぼ新人作家のお二人です。二人受賞は久しぶりです。早速、文藝春秋に前文掲載されているので、一読いたしました。「百…

お休み

お休み今週は、お休みです。 週末から、インフルエンザ発症。B型です。 熱は、左程ではありませんが、体がだるい、鼻水だらだら、と思ったら鼻づまり。金曜日に病院に行ったら、熱が左程ではなかったので、検査しても反応しないから、明日も調子が悪かった…

ぶらpapa、須磨寺探訪

細君の居ない休日。坐禅の予定、テニスの予定もないので、相棒にお留守番に任せさせて、須磨寺まで行ってきました。なぜ、須磨寺か?最近、流行のご朱印をいただくのが目的です。いや、お参りのついでに、ご朱印をいただくのが目的です。数年前に、四天王寺…

「ずっとあなたが好きでした」

「ずっとあなたが好きでした」 歌野 晶午 2017年12月10日第1刷 文春文庫 今冬は、数年に一度の寒さが、何度きたことか?「ラニーニャ現象」で、今年の冬は寒い?「ラニーニャ現象」ってなに?「エルニーニョ現象」は、なんどか耳にしたことがあるが…

「ヘヴン」

「ヘヴン」 川上 未映子 2012年5月15日第1刷 講談社文庫 いま、ぼくが憤慨しているのは、眞子さまの婚約問題です。ヨーロッパ王室では、事実の如何を問わずスキャンダル的な報道は、ときどき見かけますが、わが国の皇室では、珍しいことです。今回の…

「史伝 西郷隆盛」

「史伝 西郷隆盛」 海音寺 潮五郎 2017年2月10日第1刷 文春文庫 海音寺潮五郎とは、懐かしい歴史小説の大家の本を読みました。海音寺さんは、鹿児島県の出身のため、「西郷どん」の研究では、有名な方でした。司馬遼太郎より、少し、上の年代だった…

おニューのラケット

寒い!冷たい!今週は、兎に角、合言葉は「寒い!冷たい!」でした。ベランダのシンクのバケツに水を張っていましたが、凍っていました。如雨露にも水を入れていましたが、凍っていました。両方とも、相棒が、ベランダで用を済ましたときに流すための用意で…

「真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ」

「真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ」 大沼 紀子 2012年2月25日第20刷 ポプラ文庫 やれやれ!はなから愚痴で始まります。年末年始を機嫌よく過ごしたにもかかわらず、先週は、記憶にも記録にもない入眠障害に陥ってしまいました。毎夜、毎夜、…

「総理の夫」 原田 マハ 2016年12月30日第3刷 実業之日本社文庫 正月が明けて、松の内も過ぎたと思ったら、大寒波の襲来で寒い寒い。毎日、桐灰ハルハルのお世話になっています。そういえば、昔は、毎朝、白金カイロにベンジンを入れて腹巻に差し込…

今年の正月三が日の過ごし方

1日については、先週、書きました。 簡単に紹介すると、湊川神社に初詣に行きました。2日は、我が家の何時もの有り様ですが、突然、京都に行くことになりました。細君の希望で「今宮神社」です。その前に、一仕事を済ませて(一仕事については、あとで紹介…

2018謹賀新年

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。さて、1月1日の恒例行事の初詣に行ってまいりました。「湊川神社」です。多くの参拝の人たちで、入場制限。神前に到着するまで、約40分。お賽銭を入れて、柏手を打って、お祈り、約1…