2023-01-01から1年間の記事一覧

「ノボさん 下巻 小説正岡子規と夏目漱石」

「ノボさん 下巻 小説正岡子規と夏目漱石」 伊集院静 講談社文庫 2016年1月15日第一刷発行 篠山城大書院 丹波篠山城は、徳川家康が、西国大名の押さえのために築城したお城だそうです。代々、譜代の大名が入城したそうです。 もともと、天守閣はなく…

「ノボさん 上巻 小説正岡子規と夏目漱石」

「ノボさん 上巻 小説正岡子規と夏目漱石」 伊集院静 講談社文庫 2016年1月15日第一刷発行 しあわせの村 久しぶりに、「しあわせの村」で、テニス。しかも、4時間。いつもの住宅の近いテニスコートから、たまには、山の中の丘陵地帯のテニスコート。…

「子規紀行文集」

「子規紀行文集」 榎本一郎編 岩波文庫 2019年12月13日第一刷発行 藤の花 今年は、わが家の植木鉢の藤の花が咲きませんでした。昨年は、ベランダの花台から花の房が下がっていたのですが、草花にも、その年のコンディションがあるのでしょう。きちん…

「紀貫之と古今和歌集」

「紀貫之と古今和歌集」 川村裕子監修 ほるぷ出版 2023年2月7日第一刷発行 花まつり 太山寺の「花まつり」お釈迦様の誕生日は、4月8日。でも、月遅れの5月8日の「花まつり」。って、何をするのか?と思ったら、「採燈大護摩」。詳しくは、本文へ。…

健康医学書として、「養生訓」その2

健康医学書として、「養生訓」その2 貝原益軒 松田道雄訳 中央公論新社 2020年1月25日改版 一掃百態(模写) 先々週、渡辺崋山の「一掃百態」についての記事を書きましたが、どんなものか?というと、模写のような風俗画が百態ほど描かれている紐綴…

「さまよえる古道具屋の物語」

「さまよえる古道具屋の物語」 柴田よしき 2023年3月10日第1刷 文春文庫 ヤマサ蒲鉾の芝桜 姫路、夢前川の川沿いにヤマサ蒲鉾の大きな工場があります。そこの法面に芝桜を植えて、「芝桜の小径」を整備して、一般公開しています。ヤマサ蒲鉾だけに、…

つぶやき・・・「脳波鼎談」

つぶやき・・・「脳波鼎談」 近所の図書館 コロナ前には、3駅離れた先の某大学の図書館の学習室を利用していました。コロナ禍中は、利用制限があったりなどで、足が遠のいてしまいました。 ところが、昨年、近くに新しい市の図書館がオープンしました。しか…

「カケラ」

「カケラ」 湊かなえ 2023年1月25日第1刷 集英社文庫 フリージア 朝ドラ「らんまん」がスタートしました。モデルは、植物学者の牧野富太郎さんです。土佐出身。坂本龍馬が特別出演。史実上、牧野さんが、竜馬に出合ったかどうかは明らかではありませ…

ぶらり、万博記念公園

ぶらり、万博記念公園 太陽の塔 入場門から、すぐの「太陽の広場」にそびえる「太陽の塔」。とにかく、圧倒されるほど「でかい!」 万博記念公園に行ったのは初めてです。高速道路から見えるのですが、一度、行きたいと思っていました。 その昔、1970年…

「みがわり」

「みがわり」 青山七恵 令和5年1月15日初版発行 幻冬舎文庫 サクラ 東京では、満開のお知らせがチラホラ。こちらは、まだ、五分から七分咲きといった状況でしょうか。年々、桜の開花が早くなり、入学シーズンには、散ってしまいそうです。 あ~、面白か…

「世界と日本と日本人 大江健三郎・柄谷行人 全対話」

「世界と日本と日本人 大江健三郎・柄谷行人 全対話」 大江健三郎・柄谷行人 2018年6月30日発行 講談社 だんご いつも駅前に和菓子の出店がありますが、今度、お団子でも買いましょう。もう、お彼岸です。 今週のビッグニュース。WBCの陰に隠れて…

「ザ・ロイヤルファミリー」

「ザ・ロイヤルファミリー」 早見和真 令和4年12月1日発行 新潮文庫 三宮センター街 三宮センター街は、全国でも珍しい二階建てのアーケードです。ジュンク堂の2階からアーケードの2階通路に出ると、木組みのデコレートがなされています。 ベンチもあ…

「荒地の家族」

「荒地の家族」 佐藤 厚志 文藝春秋三月特別号 文藝春秋 シマエナガ このかわいい鳥を知っていますか?雪の要請と呼ばれる「シマエナガ」です。北海道に生息する白くて丸くて、目がクリクリ。最近、大人気。いや、ぼくが知らなかっただけかも。あまりに、か…

「この世の喜びよ」

「この世の喜びよ」 井戸川 射子 文藝春秋三月特別号 文藝春秋 BIRD セキレイが、マンションのエントランスに迷い込んできました。 そうそう、イザナギとイザナミがHの仕方が分からなかったとき、セキレイが現れて、セキレイが尾を上下に振る動作を見て…

「啄木のうた」

「啄木のうた」 石川 正雄編 昭和42年7月5日初版第37刷 社会思想社現代教養文庫 160円 Y字路店舗 久しぶりにY字路です。横尾忠則先生は、お元気でしょうか?Y字路といえば、横尾先生。病気のデパートといえば、これも、横尾先生。ぼくの「横尾先…

休日のつぶやき、「たまご」が消えた日

休日のつぶやき、「たまご」が消えた日 大変です。スーパーから「たまご」が消えました。原因は、鳥インフルエンザとのこと。そういえば、ニュースで流れていましたが、こんなことになっているとは。コロナの次は、鳥インフルエンザか?地球はどうなる! ス…

「草を褥に 牧野富太郎」

「草を褥に 牧野富太郎」 大原富枝 河出文庫 2022年11月20日初版 植物画 ボタニカルアート入門。何年たっても、上達しない水彩画。ボタニカルアートは、植物を細かく観察して、根気よく、正確に、描くことが基本らしいですが、ぼくは、ダメ。ついつ…

「風神雷神 ~下~」

「風神雷神 ~下~」 原田マハ PHP文芸文庫 2022年1月6日初版 雪、雪、雪 大寒波襲来で日本列島は、日本海側を中心に大雪。交通網は、大打撃。こういう時は、家で丸くなっているのが一番。朝6時、早朝散歩の公園は、ご覧のとおり。滑って転んでは…

健康医学書として、「養生訓」

健康医学書として、「養生訓」 貝原益軒 松田道雄訳 中央公論新社 2020年1月25日改版 大衆食堂「金時」 大衆食堂・・大衆酒場・・元町駅のすぐ近く、「金時」。チョイ飲み、ガッツリ飲み、どちらでも。お値段お手頃。サラリーマンの癒し処。何度か、…

「風神雷神 ~上~」

「風神雷神 ~上~」 原田マハ PHP文芸文庫 2022年1月6日初版 和太鼓倶楽部のTシャツ 年始早々、和太鼓倶楽部のTシャツを制作することとなり、新入りのぼくは、ご指名によりデザインを考えることとなっちゃいました。 「どうする!ぼくちゃん!」…

ぶらり、三社参り・・・石清水八幡宮

ぶらり、三社参り・・・石清水八幡宮 名物 やわた走井餅 「真清水の 走井餅を 二つ食べ (高浜虚子)」 羽二重の餅にこしあん 手のひらサイズの和菓子。石清水八幡宮の参詣のあと、門前の走井餅老舗で、ちょっと一息に走井餅を二つ食べました。 お正月は、三…

つぶやき、謹賀新年

つぶやき、謹賀新年 新年あけましておめでとうございます。 2023年(令和5年)の元日。 今年は、正月が、日曜日です。 といっても、曜日感覚が、ちょっとトラブル状態ですが。 さて、元日の定番と言えば、 一つ目は、6時半に起床。7時過ぎの初日の出…