2009-01-01から1年間の記事一覧

Dandy-papaの競馬展望(2009年第6号)

夏競馬の始まりです。この季節は、有力馬が、放牧に出て、あとは、賞金稼ぎの馬たちが競い合います。小倉、新潟、函館、札幌と地方での中央競馬の開催です。昔は、この時期に、私も、地方競馬場を転戦したものです。 さて、上半期の総決算ともいうべき宝塚記…

「あ・うん」

「あ・うん」 向田 邦子 新潮文庫 平成3年年7月25日発行 590円 向田邦子さんは、昭和56年に台湾で発生した飛行機事故でお亡くなりになりました。それまでに、放送作家として、多くの脚本を書かれています。どなたでも、一度は、テレビで彼女のドラ…

浪華三大橋

大川(旧淀川)に架かる「天満橋」「天神橋」「難波橋」を総称して「浪華三大橋」といいます。「天神橋」「難波橋」は、途中、中之島を挟みます。 ある土曜日、細君の買物のお供で、久しぶりに大阪まで出かけました。行先は、天満橋。大阪までは車で、1時間…

「一生懸命って素敵なことよ」

「一生懸命って素敵なことよ」 林 文子 草思社 2006年1月20日発行 1200円(神戸市立図書館) 林文子さんは、この本を書いた当時、株式会社ダイエー代表取締役会長兼CEOでした。彼女が、何故、その職についたのか?彼女の経歴からすると、その…

Dandy-papaの競馬展望(2009年第5号)

東京競馬場での春の5連続(G1)の最後です。春の最強マイラーを争う安田記念。ここまでは、(G1)4連敗中。こうなると、あまり多くを語りたくはありません。それでも、最後の1戦では奮起して、花を飾りたいと思います。 安田記念(G1)(芝・160…

Dandy-papaの競馬展望(2009年第4号)

さて、今週は、いよいよダービーです。ヴィクトリアマイルとオークスは、絶対の信頼馬ウオッカとブエナビスタがいましたが、ダービーは、そうはいきません。牡馬3歳は、戦国状態です。皐月賞馬のアンライバルトが1番人気でしょうが、皐月賞では3番人気で…

dndy−papaの競馬展望(2009年 第3号)

先週は、残念な結果でしたが、ウオッカの7馬身差は、JRAのHPのビデオで何度見ても、驚異的な強さでした。 オークス(G1)(芝・2400m・牝馬3歳上オープン) 牝馬3歳の女王を決めるレースですが、ここは、ブエナビスタの抜け出し1頭のみです…

「がらくた」

「がらくた」 江國香織 株式会社 新潮社 2007年5月20日発行 1500円(神戸市立図書館) 『彼女は異国的な顔立ちをしており、手足が細くて長いので、西洋人、もしくはその血の混ざった少女に、見えなくもない。でも私には、彼女が日本人であること…

dndy−papaの競馬展望(2009年 第2号)

先週のジョーカプチーノの逃げ残りが、まだ、頭に焼き付いています。 ヴイクトリアマイル(G1)(芝・1600m・牝馬4歳上オープン) 海外でいいところのなかったウオッカ。調教状態を読む限りは、完全復活。完全復活とすれば、ダイワスカーレットが引…

dndy−papaの競馬展望(2009年 第1号)

私は、毎週、中央競馬の勝ち馬投票券を購入しています。購入するレースは、3〜4レース程度で、1レースから全レース参加するということは、年に1回か、2回でしょうか。それでも、グレードレースは、年間全レースに参加しています。まさに、参加すること…

「美しくなるにつれて 若くなる」

「美しくなるにつれて 若くなる」 白洲 正子 角川春樹事務所 1998年9月18日発行 1050円 大人のたしなみ「ランテイエ叢書」シリーズの1冊です。この本は、ハードの表紙で、文庫本のいわゆる「豪華本」です。「豪華本」といえば、 むかし、「豪華…

「わが人生の歌がたりー昭和の青春―」

「わが人生の歌がたりー昭和の青春―」 五木 寛之 角川書店 平成20年3月31日発行 1500円(神戸市立図書館) 装画の作者は、風間完さんです。 カバーの表紙は、「青春の門」の筑豊をイメージしたものでしょうか?でも、風間完さんは、2003年にお…

「真夜中のフーガ」

「真夜中のフーガ」 海野 碧(umino ao) 株式会社 光文社 2008年10月25日発行 1700円(神戸市立図書館) 「水上のパッサカリア」(第10回日本ミステリー文学大賞新人賞)、「迷宮のファンダンゴ」、そして、「真夜中のフーガ」と3連作の長編…

ちょっと、お昼を食べに行こう。

先週の土曜日のことです。午前中、元気であれば、テニスに出かけるのが私の休日の日課ですが、「ひのき花粉」の飛散が、最盛期ということもあり、どうにも、鼻だけではなく体調もよろしくない。 そこで、今日は、テニスをサボタージュして、マスクをした「変…

「白洲次郎 プリンシプルのない日本」

「白洲次郎 プリンシプルのない日本」 白洲 次郎 新潮文庫 平成18年6月1日発行 476円 白洲次郎を知っていますか?白洲次郎の名前は知っていましたが、吉田茂の側近の1人程度の人物であることしか知りませんでした。1月前頃ごろでしょうか。新聞の番…

「三四郎」

「三四郎」 夏目 漱石 新潮文庫 昭和23年10月25日発行 昭和54年9月20日124刷 324円 先週、先々週と、休日勤務のため、ブログの書き込みをサボってしまいました。そのため、ブログは2週続けて、お休みしましたが、お休みしてしまいますと、…

「曽我兄弟の密命」

「曽我兄弟の密命」 高橋 直樹 文藝春秋 2009年1月10日発行 752円 日本の三大仇討。「曽我兄弟の仇討」「赤穂浪士の討ち入り(ご存じ、ときは元禄十四年十二月十四日本所松坂町吉良邸の門前では、・・・・)」「伊賀越えの仇討(鍵屋の辻の決闘。…

鼻がムズムズしています

高校生の頃。母から「春になると よく 風邪を引くね。」と言われていました。いま 思えば それは、「風邪」ではなく、「花粉症」だったのです。40年近くも 昔の話です。その頃は、「花粉症」という病名もなく、おそらく、私のように、敏感な子供が、春の風…

「享保のロンリー・エレファント」

「享保のロンリー・エレファント」 薄井 ゆうじ 岩波書店 2008年5月30日発行 1900円(神戸市立図書館) 『享保十三(1728)年 徳川吉宗に所望された象が長崎の湊に着いた そして象は陸路、徒歩で江戸城に向かった・・・』 享保十三(1728…

「まほろ駅前多田便利軒」

「まほろ駅前多田便利軒」 三浦 しをん 文春文庫 2009年1月10日発行 543円 第135回(2006年上期)直木賞受賞作。 風変わりなタイトルです。小説は、タイトルを見れば、それが、恋愛小説か、時代小説か、歴史小説か、経済小説か、推理小説か…

「眠れぬ真珠」

「眠れぬ真珠」 石田 衣良 新潮文庫 平成20年12月1日発行 514円 『北の空を開いた天窓を見あげた。星はない。夜空より一段暗い雲の影もない。濃紺のガラスを薄く切りだして、ななめにはめこんだ平面の空だった。』 石田衣良氏の小説は、季節の描写、…

「恋せども、愛せども」

「恋せども、愛せども」 唯川 恵 新潮文庫 平成20年7月1日発行 590円 祖母、母は、金沢の主計町で小料理屋を営み、理々子は、アルバイトをしながら東京で脚本家を目指し、雪緒は、名古屋の不動産会社に勤めるキャリアウーマンです。理々子と雪緒は同…

泣き虫、papa

先週は、よく泣きました。 まず、日曜日のNHK大河ドラマ「天地人」です。泣き所は、ここです。まだ5歳の幼い与六(のちの直江兼続)が喜平次(のちの上杉景勝)の小姓となり寺で修行中、母を慕って雪の中を実家に向かいました。母は、与六が帰ってきまし…

「チョウバエ」バスター大作戦

私は、世の中の人よりは、すこしお風呂好きです。マンションを購入した時も、お風呂にこだわって、当時のマンションのユニットバスの普通サイズ(1418(縦1.4m、横1.8m)より大きな(1620)サイズの家を選びました。そして、お風呂には、テ…

「きびだんご」

広島の駅で途中下車。宮島名産「もみじまんじゅう」のお土産用ではなく、家庭用のかわいい小さな袋入り(もみじまんじゅう五個入り)をもとめる。 『日本三景 宮島で生まれた もみじまんじゅう その由来は明治の元勲、伊藤博文公が宮島にお越しの折「もみじ…