2013-01-01から1年間の記事一覧

「県庁おもてなし課」

「県庁おもてなし課」 有川 浩 角川文庫 平成25年4月5日初版発行 705円(税抜) 高知県庁に、「おもてなし課」って、ほんとうにあるがや?(何故か、土佐弁)調べてみました。高知県庁のHPに観光振興部おもてなし課がありました。有川浩(ひろ)さ…

「海賊と呼ばれた男」(上・下)

「海賊と呼ばれた男」(上・下) 百田尚樹 講談社 2012年11月21日第10刷発行 (上・下共)1600円(税抜) 石油の歴史は、わずか百年だったのです。それまでは、石炭がエネルギーの主役でした。その理由は、石炭は、掘り出して、そのまま利用で…

「小雨日記(こさめにっき)」

「小雨日記(こさめにっき)」 小泉今日子 角川マーケテイング 2011年5月7日第1刷発行 1500円(税抜) 私にしては、ちょと異色の本を読みました。これ、実は、「ブックオフ」で500円で買ったものです。小泉今日子こと「キョンキョン」と言えば…

「軍師の門」(上・下)

「軍師の門」(上・下) 火坂雅志 角川文庫 (上)平成24年11月30日三版発行 (下)平成25年1月15日四版発行 (上・下共)705円(税抜) 今年は、伊勢神宮の式年遷宮とのこと。昨年、お伊勢参りをしましたが、今年も、是非、お参りしたいもの…

「ぶらり、鳥取砂丘」

『月の砂漠を(^^♪ は〜る〜 ば〜る〜と(^^♪ 旅の駱駝が ゆ〜きました(^^♪』 GWの或る日。細君が突然、「どっか、行きたい。運転手が二人いるし・・・(息子がGW休暇で帰省中)」ということで、細君の「おねだり」から「鳥取砂丘」へドライブすることとな…

「ぶらり、グランフロント大阪」

何を思い立ったのか?いきなり、「グランフロント大阪」。先週の金曜日(4月19日だったかな?)にオープンした大阪北側の再開発商業地区です。三菱地所の開発。大阪の丸の内でしょうか? 東京で就職した息子がGW休暇で帰省。ところが、大阪で仕事ができ…

「横道世之介」

「横道世之介」 吉田修一 文春文庫 2012年12月20日第2刷発行 714円(税抜) 私の机の上に読む予定の本が数冊。すべて読了するには、1月は必要でしょうか?でも、本が沢山あると、それだけで、何となく、「ほっこり」します。ベッドの横のスツー…

「和解せず」

「和解せず」 藤田宜永 光文社 2012年4月20日第1刷発行 2000円(税抜)(神戸市立西図書館) 神戸市立図書館ネットワーク(K−libネット)を知っていますか?これは、便利ですね。申し込みを行えば、神戸市立図書館のホームページのマイペー…

「まほろ駅前番外地」

「まほろ駅前番外地」 三浦しをん 文春文庫 2012年10月10日第1刷 505円(税抜) 先週、月曜日、うむ、昨年11月以来ですが、東京へ行ってきました。前日は、爆弾低気圧の影響で、大荒れの日本列島でしたが、当日は、台風一過の晴天。そこで、神…

「小さいおうち」

「小さいおうち」 中島 京子 文春文庫 2013年1月15日第2刷 543円(税抜) 『もはや、わたしが女中奉公をしていた時代を知る方は一人もいない。 いつ、日本から「女中」という言葉がほんとうに消え去ったのかについては、きっと、専門に勉強してい…

「ぶらり、丹波篠山」

今朝、起きると、眼がかゆいし、鼻水が出るし、花粉症の症状が、ちょいと、厳しいな。と思ったら、そうそう、昨日、丹波篠山の桜まつりの見物に出かけて、戸外をうろうろした、その影響であることに気づきました。油断したな。マスクはしていたのですが・・…

「Windows8」

自宅のパソコンの動きが悪くなって、おおよそ1年ぐらいかな。漸く、買い換えました。「Windows Vista」で「マイクロソフト オフイス2007」を搭載していましたが、メモリを増設しても、固まってしまうことが多くて、ちょっと、イライラしていました。「Windo…

「ビブリア古書堂の事件手帖 4 〜栞子さんと二つの顔〜」

「ビブリア古書堂の事件手帖 4 〜栞子さんと二つの顔〜」 三上 延 メデイアワークス文庫 2013年2月22日初版発行 570円(税抜) 「読みたくないものは 読まない」 今回の芥川賞「abさんご」は、ついに、投げ出しました。横書きで、ひらがな表記…

「春を背負って」

「春を背負って」 笹本 稜平 文藝春秋 2011年5月30日第1刷発行 1500円(税抜)(神戸市立西図書館) 山小屋は、四年前に亡くなった亨の父親である長嶺勇夫から引き継ぎました。『父が赴任したのは長野県南佐久郡川上村。西には八ヶ岳連峰、南に…

「萩を揺らす雨ー紅雲町珈琲屋こよみー」

「萩を揺らす雨ー紅雲町珈琲屋こよみー」 吉永 南央(なお) 文春文庫 2011年11月15日第9刷 552円(税抜)『杉浦草(そう)は、・・数えで七十六になる。』主人公は、数えで七十六歳(満でいえば七十五か、四)のおばあちゃん。後期高齢者の一歩…

「1冊目のご朱印帳」

昨年の11月に「ご朱印」について書きましたが、漸く、1冊目のご朱印帳への記帳が完成しました。そこで、3か月間で、記帳していただいた神戸を中心として訪れた神社を紹介しましょう。最近は、休日に出掛けるときは、「ご朱印帳」持参で出かけ、最寄りの…

「吾輩は猫である」

「吾輩は猫である」 夏目 漱石 文春文庫 2011年11月10日第1冊 638円(税別) 先日、長崎の友人から宅急便で野菜(大根、白菜、里芋、ジャガイモ)が送られてきました。里芋は、親イモで店頭には出ないものだとの注釈。野菜には、門外漢の私にも…

お休み

建国記念日のお陰で、三連休でしたが、法事など、諸事多端につき、今週は、お休みです。あしからず、来週は、久しぶりに、夏目漱石に回帰して、「吾輩は猫である」の読書雑感を予定しています。 あっ、一つだけ「つぶやき」ます。 今月号の文藝春秋は、第1…

「啄木のうた」

「啄木のうた」 石川 正雄 編 現代教養文庫(社会思想社) 昭和36年1月30日初版第1刷発行 昭和42年7月5日初版第37刷発行 160円 本箱の整理をしていて見つけました。昭和42年ごろに買った本です。中学生の頃ですから、おおよそ46〜7年前…

「心軽やかに老いを生きる」

「心軽やかに老いを生きる」 江坂 彰 PHP文庫 2012年10月19日第1版第1刷 571円(税別)新幹線に乗る前に、新神戸のマルシェ(駅ナカのショッピングモール)で、時間待ちのため、本を立ち読みしていて買った本です。江坂彰さん(経済評論家)…

「これにて一人前と心得よ」

先週、母が亡くなりました。父が、平成17年に亡くなって、ちょうど8年。私にも、母にも、様々な出来事がありました。私は、故郷で1人暮らしをしていた母に何もしてあげることができなかった。そのことは、今更、悔やんでも、仕方ありません。遠く離れた…

「蒼林堂古書店へようこそ」

「蒼林堂古書店へようこそ」 乾 くるみ 徳間文庫 2012年7月20日9刷 629円(税別)『蒼林堂古書店は、扇町商店街から西に折れた脇道の左手に、ひっそりと店を構えている。 開店時刻は午前十時で、営業の終了は午後六時。定休日は毎週月曜日である…

「星と輝き花と咲き」

「星と輝き花と咲き」 松井 今朝子 講談社 2010年年7月1日発行 1500円(税別)(神戸市立図書館)『人間生きてて何ひとつ無駄なことはあらへん、というのがお勝の口癖である。 ほんまにそうやろか、と綾之助は思う。いつもそれを聞くたびに疑いた…

謹賀新年

謹賀新年 今年の誕生日を迎えると、めでたく「還暦」。これまで、「おっぎゃあ」と生まれた病院以外は、入院したことがありません。丈夫な体に産んでくれた母親に感謝し、育ててくれた父親に感謝しています。「還暦」を人生の一区切りと思えば、これからの人…